おおさかナウ

2016年10月16日

住み続けられる町に
太子町議選23日投票
共産2候補が奮闘

 太子町議選が18日告示、23日投票でたたかわれます。日本共産党の西田いく子(53)、阪口ひろし(68)=共に現=の両候補は「安心して住み続けられる町に」と奮闘しています。

 日本共産党は中学校給食の実現や小中学校普通教室へのエアコン設置、学童保育の延長保育や全学年対象の実施など子育て支援策を実現。国民健康保険(国保)値上げストップや空き家実態調査など、住民と共に取り組んで実現してきました。

 党議員団が毎年行っている住民アンケートには、「坂道が多く交通が不便」「買い物に行くのも大変」といった声が多く寄せられています。公共交通の充実は住民の長年の願いです。しかし循環バスの実現を求める署名は、日本共産党を除くすべての議員が継続審議とし、廃案に追い込んできました。

 党議員団は繰り返し議会で交通問題を取り上げ、2014年末に予約制の「乗合ワゴン車」の試行が始まりました。しかし現在の乗合ワゴン車は原則、前日午後4時までに予約しなければならない上、65歳以下は介助人や夫婦であっても乗れません。運行は町内に限られ、最寄り駅に行くこともできません。

 「循環バスを走らせる会」の高谷一二三会長は、「隣人の顔が見える、人の繋がりが残る住みやすい町なのに、高齢者が町外の家族のもとへ移って行く。移動手段が確保できれば住み続けられる」と話します。

 日本共産党は、住民参加で公共交通を考える協議会の設置を提案しています。水道など公共料金の値下げ▽子どもの医療費助成の高校卒業まで拡充▽がん検診の無料化▽給食費の無料化住宅リフォーム助成制度の創設――などを訴えています。

西田候補

西田候補

坂口候補

坂口候補

 

 


(大阪民主新報、2016年10月16日付より)

 

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