未来開く生き方を共に
志位氏呼び掛けに入党
「是非とも一緒に政治を変える仲間になってほしい」。日本共産党の志位和夫委員長は3日、大阪府委員会が開いた「志位委員長を迎えての入党懇談会」に出席し、95周年を迎える党の歴史と野党連合政権の実現を目指す決意を熱く語りました。
大阪市浪速区内のホテルで開かれた懇談会は100人の参加者でいっぱいに。志位委員長は、命がけで平和と民主主義、社会進歩のためにたたかった戦前からの党の歴史を振り返り、①戦前の専制政治・暗黒政治とのたたかい②戦後の旧ソ連など覇権主義とのたたかい③「日本共産党を除く」という「壁」を打破したたたかい――の3つのたたかいで決着を付けたと語り、「党創立100周年を展望し、生命力を発揮し前進していきたい。ともに政治を変える仲間になってほしい」と入党を呼び掛けました。
女子学生が立ち上がって、「党員としての責任を果たせるか不安で踏み切れない。志位さんが入党したときの心境と覚悟は?」と尋ねると、志位委員長は、大学時代に民主主義を守れと小選挙区制度反対のデモ行進に勇気を出して参加した経験を紹介。「社会の不合理に目をつぶっていいのかと自問自答を重ねました。後悔する生き方はしたくない」と覚悟を決めたと述べ、「ともに未来を開く仕事をしましょう。大変なことはあってもとても幸せな人生です。1回きりの大切な人生。あなたにとって後悔のない生き方を」とエールを送りました。
女子学生は、「志位さんのメッセージに身が引き締まる思いです。私も幸せな人生を送りたい。覚悟を決めました」とその場で入党を決意、「歓迎します!」と温かい拍手に包まれました。
志位委員長は各テーブルを回って、参加者一人一人と握手を交わし、「野党連合政権をご一緒に実現しましょう」と懇談。この日、18歳の民青同盟員ら5人が会場で入党しました。
(大阪民主新報、2016年12月11日付より)