2014年08月17日
法定協 維新の違法・脱法行為を告発
共産党が弁護士会と懇談
日本共産党大阪府委員会は7月31日、大阪弁護士会を訪れ、「法定協議会」問題での同党の声明を届け、懇談。清水忠史副委員長、中村正男政策委員会責任者、中野敏自治体部長が、大阪弁護士会からは、森下弘、江口陽三、西出智幸の3副会長が出席しました。
大阪維新独占の法定協議会で、「大阪都」の設計図にあたる「協定書」が議決された問題で、同党は山口勝利委員長の声明を発表。協定書を白紙に戻し、法と公正なルールに沿った法定協議会の正常化を求めるとともに、「大阪都」構想ストップの一点で共同を広げ、地方自治と民主主義を守るために全力を尽くすとしています。
懇談では、清水氏が、大阪弁護士会主催で7月6日、扇町公園で開かれた秘密保護法反対集会の成功への祝辞とともに、申し入れの趣旨を述べた後、中村氏が声明に触れ、維新が違法・脱法行為を重ねていることを報告。清水氏は、「都構想賛成派も含め、議会で正々堂々と議論の場を公開することさえ許さないやり方に、保守革新問わず疑問や懸念の声が上がっている」と語りました。 森下副会長は、「都構想に反対か賛成かは政治的な問題だが、手続き自体を法違反だとすれば意見を申し上げなければならない」と述べました。
(2014年8月10日・17日付「大阪民主新報」より)