おおさかナウ

2017年01月15日

福祉4医療助成制度改悪
改悪でなく充実こそ
共産党府委がキャラバン宣伝

みわ智之衆院大阪13区候補、広瀬ひとみ枚方市議らと共に訴える宮原府議団長=7日、枚方市内

みわ智之衆院大阪13区候補、広瀬ひとみ枚方市議らと共に訴える宮原府議団長=7日、枚方市内

 松井府政が福祉4医療助成制度の改悪を打ち出している問題で、日本共産党大阪府委員会は、制度改悪ストップ、拡充を求めてキャラバンを開始。宮原威府議団長と石川多枝府議が、小選挙区候補や地元市議らと共に訴えています。

 松井府政は、就学前の子ども、障害者、ひとり親家庭、高齢者の医療費を補助する府の制度について、窓口負担の大幅値上げ、高齢者の対象患者削減など改悪を狙い、2月府議会に見直し案を提案しようとしています。

 キャラバン初日の7日は、宮原府議が、枚方市内2カ所と豊中市内で、みわ智之・衆院大阪11区候補と枚方市議、あらい真衆院大阪8区候補と豊中市議らとマイクを握りました。

 宮原府議は「府にお金がないわけではない」とし、25億円あれば現行制度が継続できると指摘。「対象者外しや患者負担増ではなく、高校卒業まで医療費を無料にするなど、拡充こそ今、府がやるべきことだ」と訴え。道路、鉄道など4400億円もの税金がカジノづくりに使われようとしているとし、「カジノに大金を使うより、子育て応援、高齢者対策、災害対策、減災対策などに使ってこそ成長戦略だ」と述べ、声を広げていく1年にしようと訴えました。

 京阪枚方市駅前でビラを受け取った女性は、「こんな問題知らなかった。知らせてくれてありがとう」と言い、署名しました。


(大阪民主新報、2017年1月15日付より)

 

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