おおさかナウ

2017年01月22日

野党共闘で安倍政権・維新政治に終止符を
明るい会が新春のつどい
野党代表があいさつ

 

 明るい民主大阪府政をつくる会(明るい会)は12日夜、大阪市北区の大阪グリーン会館で新春のつどいを開催し、各界から約100人が参加。新春の集いとしては初めて3野党代表がそろうなど、市民共同と野党共闘発展への決意あふれる場になりました。

市民の共同と野党共闘の力

 開会あいさつした明るい会の荒田功事務局長は、安倍自公政権が、「都」構想や万博誘致、カジノ誘致を後押しして維新の会を取り込み、憲法改正に必要な国会議席を確保しようとしていると指摘し、「彼らが一番恐れているのが市民の共同であり野党共闘の力」と強調。「多くの人と共同を広げ、圧倒的な世論で安倍政権、維新政治とたたかい、住民が主人公といわれるような大阪をつくっていきたい」と述べました。

野党の共闘を確たるものに

 自由党からは、村上史好府連代表・前衆院議員と渡辺義彦府連幹事長が参加。村上氏は、「野党が結集しなければ政治を変えることができないという大きな目標の中、志位(共産党)委員長の英断で、野党統一という流れができ上がった」と述べ、「衆院選が本番。野党共闘を確たるものにすることが国民に対する野党の責任。1+1を3にも4にもし、安倍政権にも維新政治にも終止符を打つために頑張ろう」と呼び掛けました。

40年ぶりに会の集いに参加

 40年ぶりに会の集いに参加したという社民党の服部良一府連代表・元衆院議員も、「同じ目的のために野党共闘実現目指して頑張りたい」と述べ、民意の声代表の浅野秀弥氏は、「この中で自民党員は私だけ」としながら、「自民議席、維新議席をぶっつぶし、本気で大阪を変える力を持たないと駄目だ」と語りました。

勝利し政治的力関係変える

明るい会新春のつどいで鏡開きをする、左から杉本和新婦人府本部会長、辰巳孝太郎、渡辺義彦、村上史好、浅野秀弥氏=12日、大阪市北区内

明るい会新春のつどいで鏡開きをする、左から杉本和新婦人府本部会長、辰巳孝太郎、渡辺義彦、村上史好、浅野秀弥氏=12日、大阪市北区内

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は、カジノ法案強行採決、住吉市民病院廃止問題など、安倍政権と維新政治の暴走の数々を挙げ、「安倍政権を打倒し、維新政治をストップさせる年に」と述べ、わたなべ結衆院大阪3区・比例候補は、「衆院選で野党共闘が勝利し、大阪の政治的力関係を変えていく一年にし、代表として国会に送っていただけるたたかいをしたい」と決意を語りました。

 大阪市をよくする会、カジノネットワーク、宗教者平和協議会などの代表もスピーチ。新社会党の山下慶喜府本部委員長、府内11自治体の首長から祝電が寄せられ、山下氏、竹山修身堺市長、田中誠太大阪府市長会会長・八尾市長の祝電が読み上げられました。


(大阪民主新報、2017年1月22日付より)

 

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