2017年04月16日
力合わせ新しい政治を
衆院大阪7区で野党共同街宣
“市民と野党の共同で新しい政治を実現しよう”。吹田市内で9日、市民と野党の共同街頭宣伝が取り組まれ、日本共産党、自由党、新社会党、緑の党の各代表が、「安倍政権の暴走政治をストップさせましょう」と呼び掛けました。
市民グループ「みんなで選挙☆ミナセン大阪」が各政党に呼び掛け実施したもので、衆院大阪7区(吹田市・摂津市)での共同街宣は初めてです。ミナセン大阪のメンバーがマイクを握り、「市民の声と願いが届く政治をつくるため野党共同候補を実現しよう」と呼び掛けました。
日本共産党の村口くみ子衆院7区国政対策委員長は、平和を願う母親たちの声に触れながら憲法改悪を狙う安倍政権を批判。「野党が力を合わせ、草の根から政治を動かそうと頑張っていきたい」と訴えました。
自由党大阪府連代表の渡辺義彦元衆院議員は、消費税増税や年金カット、医療負担増など安倍政権が庶民の暮らしを追い詰めていると指摘。「政治を変える力を持つのは主権者一人一人。ご一緒に生活を守る政治を実現しよう」と呼び掛けました。
新社会党吹田支部の田中保委員長は、「教育勅語も大事」とする安倍首相の発言を批判。「侵略戦争を進めた反省に立ち実現した平和憲法を守らなければならない」と訴えました。
緑の党府本部共同代表の鍵谷誠一氏は、福島第1原発事故による子どもや孫世代への影響に触れ、原発再稼働と海外輸出を進める安倍内閣のエネルギー政策を批判。「次期総選挙に向けて野党統一候補の実現へ本気の取り組みを、市民の皆さんと一緒になって進めていこう」と訴えました。
(大阪民主新報、2017年4月16日付より)