野党と市民の共闘で安倍・維新に審判を
ミナセン大阪が5野党と宣伝 八尾
市民団体「みんなで選挙☆ミナセン大阪」の呼び掛けで「野党と市民共同リレー宣伝@八尾」が16日、八尾市内3カ所で行われました。
世話人の松浪孝史さんは、森友学園問題でまともな答弁を行わず、「共謀罪」法案の強行採決を狙う安倍政権を「黙っていたらどこに連れていかれるか分からない」と批判。「市民一人一人が力を出し合って、野党とともに政治を変えていこう」と訴えました。
日本共産党の小松ひさし衆院大阪14区候補は、森友学園問題で「松井一郎知事の責任も問われなければならない」と指摘。「共謀罪」法案は「暮らしと民主主義、基本的人権を守る要のたたかい」だとし、「かつて来た道に戻らせるような安倍政権と維新政治の横暴に、野党と市民の共闘で審判を」と訴えました。
自由党の渡辺義彦府連代表・元衆院議員は「政治は国民一人一人の自由と尊厳を守るためにある」と強調。社民党の服部良一府連代表・元衆院議員は、「19選挙区すべてで野党統一候補をたてて、安倍政権を追い込んでいこう」と呼び掛けました。
新社会党からは松平要東大阪市議、八尾市内在住の柏本景司さんが参加。「私たちは野合ではなく、平和な日本、子どもたちの未来、豊かな暮らしを守るために集まっている連合だ」(松平氏)、「一つの価値観を国民に押し付けようとする自民・維新勢力に、共同してたたかっていかなければならない」(柏本氏)と指摘。緑の党の高橋登泉大津市議は、「野党共闘を成功させて、安倍政権、維新勢力をひっくり返し、安全で安心の生活を取り戻す政治を」と訴えました。
JR八尾駅前で宣伝を聞いた小寺和之さん(74)は、「体の芯から熱いものを感じた。とにかく憲法を守りたい。参議院選挙でも11選挙区で野党統一候補が当選した。もっともっと伸ばしていきたい」と話していました。
(大阪民主新報、2017年4月23日付より)