2014年05月25日
「堺は一つ」の共同さらに 共産党と竹山市長が懇談
観光都市の魅力発信も
日本共産党大阪府委員会の柳利昭副委員長らは14日、堺市堺区の市役所で、竹山修身堺市長と懇談。23日に大阪市中央公会堂で行われる志位和夫委員長を招いての演説会への案内などを行いました。堺市長選で進んだ一点共闘をさらに発展させることや、観光都市としての魅力の発信の共同を進めていくことなど、和やかに意見交換しました。中村正男政策委員会責任者、党堺地区委員会阪上良一委員長、城勝行市議団長が同席しました。
竹山市長は昨年9月に行われた堺市長選で「堺は一つ」と広範な共同が広がった事を挙げ、「まさに堺方式」と評し、これからも基礎自治体として住民の生活に根ざした行政に取り組むことの重要性を述べました。
柳氏は「国保料の値下げや、学校へのエアコン設置など、いろいろな面で住民の要求を取り上げられていて、われわれも注目しています」と話しました。
竹山市長は、「市民の要望に敏感に反応するのも大事だし、じっくり議論することも大事。バランスをしっかり取っていきたい」と応じました。
阪上委員長は党後援会で、堺の町の魅力を再発見しようとバスツアーに取り組んだことを紹介。「『堺は一つ』の観点で、共産党としても、堺の魅力をPRすることも大切だと考えています」と発言。竹山市長は史跡なども多く、百舌鳥古墳群なども世界遺産の登録を目指しているとし、「宿泊観光をする人も増やしていきたい」と話しました。
平田堺市議会議長とも懇談
その後、一行は平田多加秋議長とも懇談。平田氏は「84万の堺市民のために何をするのかという政治の責任がある」とし、「市民の立場に立ち、何が大事かを考え、一点での共同を進めていきたい」と述べました。
(2014年5月25日付「大阪民主新報」より)