2017年05月14日
9条掲げ平和を守ろう
憲法記念日 共産党が宣伝
日本共産党府委員会は3日、JR京橋駅前で、憲法記念日の街頭演説を行いました。
山中智子大阪市議団幹事長は、副首都構想やカジノ万博誘致計画、「都構想」実現へ再び住民投票を強行しようとする維新政治を批判。「市民の心に寄り添った市政実現へ全力を挙げ、憲法9条を掲げ世界と日本の平和を守るため一緒に頑張ります」と訴えました。
石川多枝府議は、憲法施行後の学校教材「新しい憲法のはなし」を取り上げ、平和主義は多くの国民に根付いていると強調。自民党が目指す国防軍明記など憲法改悪は絶対許されないとし、「世界に誇れる日本国憲法の恒久平和の理想を高く掲げ、すべての人が人間らしく平和に暮らせる政治の実現を」と訴えました。
わたなべ結・衆院大阪3区候補(比例重複)は、北朝鮮情勢をめぐり軍事対応を否定しないトランプ米政権と自衛艦に米軍艦船護衛任務を付与した安倍政権を批判。「武力衝突は絶対に起こしてはならない。戦争法を廃止し憲法9条に基づく外交努力こそ解決の道」と訴えました。
清水忠史衆院議員は、終戦前日の京橋空襲や国内で唯一地上戦となった沖縄戦などで多数の命が奪われたと告発。日本の植民地政策でアジア全体で2千万人が犠牲になったとし、日本国憲法と9条に込められた戦争放棄、戦力不保持などの理念の大切さを訴えました。
(大阪民主新報、2017年5月14日付より)