2017年05月28日
共産党躍進で悪政3兄弟に審判を
山下副委員長来援 共謀罪廃案へ全力
「来る総選挙で自民、公明、維新の悪政3兄弟に大阪から審判を下そう」。日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は20日、大阪市北区の梅田ヨドバシカメラ前で街頭演説し、衆院法務委員会で自民、公明、維新3党が「共謀罪」法案を強行採決したことに厳しく抗議し、野党共闘を強め国民ととともに廃案へ全力を挙げると訴えました。
山下氏は「共謀罪」法案を衆院委員会で強行採決した自民、公明とともに、維新の会が「悪政の先導役を果たしている」と厳しく批判。憲法違反の共謀罪許すなの声を広げ、廃案に追い込もうと呼び掛けました。
憲法9条に第3項を追加し自衛隊を明記するとした安倍晋三首相の改憲発言を取り上げ、戦力不保持を定めた第2項とともに戦争放棄を定めた第1項さえ死文化させるものだと告発。「憲法をないがしろにしてきた自民党政治を国民の力で変えよう」と訴えました。
森友学園疑惑に続き、首相の「腹心の友」が理事長を務める加計学園の疑惑を指摘。あらゆる分野で暴走し、モラル崩壊を起こす安倍政権に総選挙で退場の審判を下そうと呼び掛けました。
清水忠史衆院議員(衆院近畿比例=大阪4区重複)は、「共謀罪」法案の衆院委強行採決の暴挙を批判し、森友学園や加計学園をめぐる政治家関与の疑惑に触れ、「これこそ政治の私物化と言うしかない」と告発。カジノ万博誘致を目指す維新政治を厳しく批判し、保育所や介護施設など暮らしを支える施策こそ求められていると強調し、「暮らしと福祉をよくするために日本共産党と大阪4区で勝たせてください」と訴えました。
山下氏はこの日、枚方市でみわ智之衆院大阪11区候補とともに演説会で訴えました。
(大阪民主新報、2017年5月28日付より)