2017年06月04日
力合わせて政治を変える
日本共産党衆院小選挙区候補
維新の元支持者も「頑張って」
大阪1区 しば山のぼる候補
「全国、大阪中、ここ1区でも必ず野党共闘・統一候補を実現させて、改憲勢力の議席を3分の2以下にしたい」と熱く語るしば山のぼるさん(63)。前回総選挙では、選挙区で維新、比例復活で自民が当選しただけに、その思いはひとしおです。
府立豊中高校を卒業後、関西中小工業協議会に入局。町工場で油の匂いにまみれて働く業者たちの苦労に触れ、営業と暮らしを守る活動に参加する中で、政治は誰のためのものなのかを実感してきました。
「大阪市が行った子どもの生活実態調査でも、子育て世代の手取り収入の中間値が生活保護基準と変わりない。南海トラフ地震の備えも今からしっかりやっていかないといけません。カジノ誘致のための大型開発のためなどにお金を使っている場合じゃないんです」
気さくな人柄。街頭演説も語りかけるように話します。維新支持だった人は、朝7時半からの駅頭宣伝を毎回通りがかりで聞くうちに、最近は「頑張ってくれ」と声を掛けるようになりました。
「今、党への注目と期待が高まっています。それを支持につなげていくために、もっともっと党への理解を深めてもらえるよう全力尽くしたい」
◇
尼崎市出身。生野区医療生協副理事長、関西中小工業協議会事務局次長など歴任。現在、党生野天王寺地区委員長。
大阪1区(大阪市中央区、西区、港区、天王寺区、浪速区、生野区)
(大阪民主新報、2017年6月4日付より)