2017年08月06日
清水忠史の国会レポート
百聞は一見にしかず
国会がないときはどんな活動を?よく聞かれる質問です。閉会中も活発に活動しています。そのひとつに調査活動があります。
先月、愛媛県大洲市にある山鳥坂(やまとさか)ダムを視察しました。地盤が軟弱で崩落事故がおこる山間に、洪水調整能力に乏しいダム建設工事が進行しています。「ダムがなくても治水対策はできる」と環境破壊と無駄遣いに批判の声が出されています。
百聞は一見にしかず。自分の目で見て確かめることで、事案をよりリアルに捉えることができ、住民の「生の声」を聴くことが、質問づくりの力になるのです。
この日の昼食懇談会では、大洲市では「とんぐりまぶし」をいただきました。豚の角煮と地元で採れる栗をごはんの上にのせて口に運び、その後、わさびを追加して味の変化を楽しみ、最後は出汁をかけてお茶漬け風にいただくのがおすすめの食べ方とのこと。大阪では味わうことのできない逸品に、過酷な移動スケジュールによる疲れも吹き飛びます。
当日は松山市内で宿を取りました。翌日、徳島での活動日程のため駅にむかうと、何と塩崎恭久厚生労働大臣にばったり遭遇したのです。早朝から地元で支持者訪問を精力的にこなしていました。
内閣支持率は下がる一方ですが、油断は大敵。相手も必死に活動しているのです。それを上回る取り組みなくして勝利はできません。いつ行われてもおかしくない総選挙で、必ず近畿比例で5議席以上獲得するため閉会中も暑さに負けず頑張ります。(しみず・ただし 日本共産党衆院議員 毎月第1週に掲載)
(大阪民主新報、2017年8月6日付より)