2017年08月27日
命と暮らし守る市政へ
9月17日投票摂津市議選 共産4氏が全力
摂津市議選(9月10日告示、17日投開票)は、定数19(2減)に28氏が立候補するとみられる大激戦。日本共産党は野口ひろし(67)、安藤かおる(54)、ひろ豊(43)、増永わき(58)=いずれも現=の4氏全員勝利で、「安倍自公政権と維新の暴走に、摂津からノーの審判を」「命と暮らしを守る摂津市政へ」と訴えています。山崎まさかず議員は勇退します。
同市は市民1人当たり市税収入(2015年度決算)は約20万6千円で府内1位(政令市除く)、基金は過去最高の146億円ですが、国民健康保険(国保)料や介護保険料引き上げなど4年間で18億円もの市民負担増。上下水道料金は北摂7市で一番高く、引き下げ署名が広がっています。
現有5議席の日本共産党は市議会第一党として論戦、市民と力を合わせ要求実現に全力を挙げてきました。1973年に摂津市が府内で初めて実施した子ども医療費助成は、18歳(高卒)までの拡充(来年4月)。廃校された2つの小学校跡地売却ストップ、市独自の事業資金融資制度拡充など実績を築いてきました。
今回、5議席の公明、3議席の自民が現有維持、維新が3増の5議席を狙うほか、新党の市民ファーストも議席獲得へ活動。「身を切る改革」と言いながら市民施策を切る維新や、市長提案に何でも賛成しながら政党を渡り歩く候補に、市民の批判も生まれています。
日本共産党は、上下水道料金引き下げや国保料1人1万円の引き下げ、介護保険の負担軽減、中学校給食の自校調理・全員喫食などを公約、「府内トップの財政力を生かし、市民の願いに応える市政へ」と訴えています。
(大阪民主新報、2017年8月27日付より)