野党と市民の共闘貫く党
日本共産党の躍進必ず
大阪小選挙区 必勝区3氏の訴え
安倍晋三首相が9月28日召集の臨時国会の冒頭で衆院解散を強行し、事実上の衆院選(10日告示、22日投開票)に突入しました。日本共産党府委員会は同日夕、小池晃書記局長を迎えて大阪市北区のJR大阪駅前で街頭演説を開催。小池氏とともに、同党が小選挙区で必勝区と位置付けている大阪3区のわたなべ結(近畿比例重複)、大阪4区の清水ただし(同)、大阪5区の北山良三の各候補も訴えました。その大要を紹介します。
温かい政治を必ず
4区 清水ただし候補(近畿比例重複)
安倍総理は、私たち野党が繰り返し臨時国会を開けと求めてきたのに、それをたなざらしにし、ようやく開いたと思ったら、所信表明も代表質問もやらずに冒頭解散しました。「丁寧に説明する」という国民との約束をほごにし、無責任に「森友・加計」疑惑を隠す“逃亡解散”と言わなければなりません。
希望の党は「リセットする」と言いますが、この2年間、立憲主義を守ろうと手に手をとって築き上げた市民と野党の共闘を消してリセットすることなどできません。立憲主義回復、9条守れ、戦争反対の願いをどうかこぞって、日本共産党と政党名で広げてください。
国会に送っていただいて約3年間、カジノ・賭博場設置反対、ギャンブル依存症対策、カジノと一体の万博問題などを取り上げてきました。大阪は食い倒れの街です。カジノなんかいりません。大阪らしさを伸ばしていけば、カジノなしでも大阪は元気になります。中小企業の支援と一体に最低賃金を引き上げる、温かくまともな経済政策を、新しい国会でやらせてください。
お年寄りいじめの政治をやめさせましょう。戦前戦後ご苦労された高齢者の皆さんが、涙ぐましい努力をしていただいたからこそ、焼け野原だった大阪もここまで立派に復興できました。そういう皆さんに「早く死ね」と言わんばかりに年金・介護の制度を改悪してきた自民、公明とその補完勢力である維新の政治を、これ以上続けさせるわけにはいきません。「おじいちゃん、おばあちゃん、長生きしてくれてありがとう」と、お孫さんたちに喜んでいただける、温かい政治を実現するため、私を新しい国会でも働かせてください。大阪4区から押し上げてください。
(大阪民主新報、2017年10月8日付より)