2017年12月16日
共に学び行動し新しい社会を
「智子の部屋」田村共産党副委員長が講演
日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎えて平和憲法や核兵器廃絶の課題、若者の雇用と高学費問題など社会変革の展望を語り合う青年集会「智子の部屋」が10日、大阪市中央区内で開かれ120人が参加しました。日本民主青年同盟大阪府委員会と日本共産党大阪府委員会の共催。
青年ら120人が参加
田村さんは大学時代に加盟した民主青年同盟の活動を多彩に紹介。署名を集めて学生大会を実現し、学費値上げ反対運動に取り組んだことや、核兵器廃絶を目指す「アピール署名」活動、湾岸戦争に反対して渋谷の繁華街などで反核ライブを実現したことなどを振り返り、仲間と一緒に要求を掲げた青年運動を通じて、社会の矛盾と真実を学び、主権者として大きく成長したと述べました。
市民と野党の共闘を危機からよみがえらせた総選挙の結果、若者の反戦意識と18歳選挙権、自公政権と補完勢力に対する日本共産党と野党の国会論戦などを縦横に語り、「国民みんなの力で政治を変えられる時代です。3千万署名を成功させれば、必ず改憲発議を止められる。一緒に学び合い、新しい社会を実現するために力を合わせましょう」と呼び掛けました。
大阪市住之江区から参加した女性(27)は、「核兵器廃絶を訴えた多くの被爆者の願いや多くの国民が反戦平和を訴えてきたことが、核兵器禁止条約に実現したというお話に胸を打たれた。私も未来の平和のために行動したいと思った」と語り、東大阪市の介護職男性(23)は、「社会保障予算は減り続け、福祉現場の職員も利用者も苦しんでいます。賃金は上がらず暮らしが厳しくなるのに、軍事予算が増え続ける政治の矛盾を変えるために、行動を起こしたいと思った」と感想を話していました。
(大阪民主新報、2017年12月17日付より)