2017年12月16日
大学統合議案が継続審議に
大阪市議会が閉会
大阪市議会は12日、大阪市立大学と府立大学の法人統合議案を継続審議とすることなどを決め、閉会しました。日本共産党は議案の否決を求め、継続審議とすることに反対しました。府議会にも関連期案が提出され、11月に維新、自民、公明などの賛成多数で可決しています。
吉村洋文市長は2022年4月の両大学統合へ、19年4月に両法人を統合して「公立大学法人大阪」を設立する議案を今議会に提出しました。日本共産党は、すでに市立大への運営交付金が減らされ続けており、今回の統合議案は大学のリストラ計画だと批判。維新以外からも「新大学の将来ビジョンなどが明確でない」と慎重論が出ていました。
(大阪民主新報、2017年12月17日付より)