2017年12月16日
百条委はじめ徹底解明を
岸和田市長現金提供 共産党が見解
岸和田市の信貴芳則市長が4年前の前回市長選の際、自民党の推薦を得るため関係者に200万円を渡していた問題で、日本共産党岸和田市議団は7日、「岸和田市政から『政治とカネ』問題を一掃するために」とする党議員団の見解を示し、真相の徹底解明へ取り組むとしています。
岸和田市議会は今月1日に全員協議会を開いて質疑を行いました。信貴市長は経過を説明し陳謝しましたが、200万円の使途や現金が誰に渡ったのかなどは明らかになっていません。
議員団は「市長への疑念が晴らされたとは言えません」とし、「この問題で市長自身が問題のすべてを明らかにするか、問題に真摯に向き合い、どのような責任の取り方をするのか市民は注視しています。今後もこの問題での説明責任を果たすよう市長に求めると同時に、市政から『政治とカネ』問題を一掃するために、市議会に百条委員会を設置することをはじめ真相を徹底解明するため取り組む」としています。
(大阪民主新報、2017年12月17日付より)