2017年12月24日
3千万署名推進・都構想ノーへ
大門参院議員の〝ゼミ〟に100人
共産党中央地区委員会
「安倍9条改憲NO!3千万署名」や大阪市の存続を求める署名を広げる力にしようと、日本共産党大阪中央地区委員会が16日、同党の大門実紀史参院議員を迎えた対話集会「大門ゼミ」を開き、104人が参加しました。
大門氏は、“ゼミ生”役の「マリリン」こと木田真理子さん(宮本徹衆院議員秘書)を相手に、衆院選の結果をどう見るかや安倍政権が狙う9条改憲、北朝鮮問題、「大阪都」構想など、参加者と語り合いました。
安倍晋三首相が9条改憲で「いまある自衛隊を明記するだけ」と説明していることに対して大門氏は、「安保法制(戦争法)で自衛隊は変わった。米国と一緒に海外で戦争ができるのが自衛隊。これを書き込むと、『戦争しない憲法』が『戦争する憲法』になってしまう」と強調しました。
「安保法制を完成させるために、この改憲が必要なんですね」と木田さんが応じると、「海外で自由に武力行使できる自衛隊を実質的に、なし崩しにつくるのが狙いだ」と大門氏。「『もうけんかはしません。けんかの道具も持ちません』『ただし、いつも日本刀を持ち歩きます。いざとなれば使います』と言っているのと同じだ」と語りました。
(大阪民主新報、2017年12月24日付より)