おおさかナウ

2017年12月24日

「都」構想ノーに支援が
次は大阪市住民投票で
竹山堺市長が共産党府委訪問

日本共産党大阪府委員会を訪れ、あいさつする竹山修身堺市長=15日、大阪市天王寺区内

日本共産党大阪府委員会を訪れ、あいさつする竹山修身堺市長=15日、大阪市天王寺区内

 9月の市長選挙で維新候補との激戦を勝ち抜き、3選を果たした竹山修身堺市長が15日、日本共産党大阪府委員会を訪問し、柳利昭党府委員長らと懇談しました。

 竹山市長と維新新人との一騎打ちになった市長選では、日本共産党も参加する「住みよい堺市をつくる会」が竹山市長を自主支援、全力を尽くしました。

 府委員会勤務員らに、拍手と「おめでとうございます」の声で迎えられた竹山市長は、「都構想はあかんという皆さん方が連携していただき、堺の自由と自治を守ることができました」とあいさつ。

 竹山市長は、維新陣営が今回の選挙で「都」構想隠しを行ったことに対し、「都」構想ノーを掲げてたたかう中、「都」構想が争点だと考える人が選挙戦を通じて増えたことにも触れ、「市民の皆さんに『都』構想ノーを明確に提示し、それが支援を得た」と強調しました。

 竹山市長は「次のステップは、大阪市の『都』構想を許さないと来年の住民投票でも勝つこと。再来年4月の統一地方選挙で、大阪の今の枠組みを変えていく大きなたたかいの第一歩に、今回の堺市長選挙はなったと思います」とし、「皆さん方とともに、府内の基礎自治体が市民・府民のためになる構造改革をそれぞれの地域でやっていきたい」と語りました。

 柳利昭府委員長も選挙選を振り返り、「前回を上回る維新政治ノー、『大阪都』ノーの幅広い共同、大阪は1つの共同の力で打ち破ったという歴史的な重みを持つ選挙でした」と振り返り、掲げた公約の実現への期待などを述べました。

 あいさつの後の竹山市長との懇談には、柳委員長のほか、中村正男副委員長、渡部結府国政対策委員長が出席しました。

 (大阪民主新報、2017年12月24日付より)

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