維新市政転換へ攻勢的に
維新市政転換目指す17氏
日本共産党大阪市議候補(第1次分)
日本共産党府委員会の柳利昭委員長は2月23日、大阪市役所内で記者会見し、2019年の統一地方選の大阪市議候補17氏(第1次)を発表しました。
会見には候補者17氏も出席。柳氏は、各候補とも試されずみの論戦力があり、20代、30代の若い候補者も積極的に擁立したとし、「若者から高齢者まで、市民の多様な願いに応えて大阪市議会で働ける力がある候補だ」と紹介しました。
柳氏は、維新市政が住吉市民病院の廃止、市営交通や公立保育所の民営化など市民サービスを切り捨てる一方で、カジノ誘致や巨大開発を進め、大阪市を廃止・解体する「大阪都」構想で再度の住民投票を狙っていることを批判。「維新市政の転換へ攻勢的にたたかい、現在の9議席を必ず守り抜き、議席増へ全力を挙げる」と語りました。
現職を代表して瀬戸一正団長(此花区)は、「市民の声が届く市政にしていくために、日本共産党議員団が果たしている役割は貴重」と強調し、議席奪還を目指す元職の北山良三氏(西淀川区)は、「福祉を後退させる維新政治に地域で悲鳴が上がっている。この声に応える市政をつくり、維新政治を終わらせる」と表明。新人の山本のりこ氏(東住吉区)は、「カジノや大型開発ではなく、福祉・教育第一の市政に変えたい。定数減の中、いまある議席を何としても守り抜く」と語りました。
維新市政転換目指す17氏
日本共産党大阪市議候補(第1次分)
日本共産党府委員会が2月23日発表した、2019年大阪市議選(総定数83)の候補者17氏(第1次)の略歴は次の通り。選挙区の()内は定数と増減。
【浪速区(2)】
円山なおこ(69)=新 党浪速区市民運動部長、党地区常任委員。元新婦人浪速支部長。浪速区国保をよくする会代表。
【阿倍野区(3、1減)】
石谷ひさ子(57)=新 党阿倍野区市民相談部長、大阪二区地区常任委員。公益財団法人西成労働福祉センターなどに勤務。現新婦人阿倍野支部常任委員。
【東住吉区(4、1減)】
山本のりこ(32)=新 党大阪二区地区委員、青年支部長。民間会社、あゆみ保育園に勤務。元民青同盟府委員。現大阪平和委員会常任理事。
【平野区(6)】
小川陽太(40)=現 市議2期、都市経済委員、市政改革特別委員。党大阪二区地区常任委員。近畿大学卒。元平野民商事務局員。
【住吉区(5)】
井上ひろし(44)=現 市議3期、市議会運営委員、教育こども委員、市政改革特別委員。元住之江鍼灸センターあびこ施術所所長。住吉区社保協副会長。
【住之江区(4)】
つじい大介(38)=新 党住之江区市政対策委員長、木津川南地区副委員長。特別養護老人ホームや民青同盟府委員会などに勤務。
【西成区(4、1減)】
尾上やすお(63)=現 市議3期、民生保健委員。西成区社保協副会長、西成民商顧問。
【大正区(2、1減)】
こはら孝志(44)=現 市議2期、建設消防副委員長、環境対策特別委員。桃山学院大学で学ぶ。元大正民商事務局員。
【北区(4、1増)】
近田やすゆき(24)=新 党北区市政対策委員。非正規で民間会社や飲食店などに勤務。
【福島区(2)】
山田みのり(41)=新 党福島区委員長、北・福島地区副委員長、准府委員。徳島県生まれ。元福島民商事務局員。
【都島区(3)】
鳥居さとし(42)=新 党都島区市政対策委員長、城北地区常任委員。奈良産業大学法学部卒。民間会社、きづがわ共同法律事務所などに勤務。
【旭区(3)】
わたし考一(65)=元 市議(4期)。党市議団副団長などを歴任。現党城北地区副委員長、旭区委員長、旭民商・生健会顧問。14年衆院大阪6区候補。
【城東区(5)】
山中智子(55)=現 市議5期、党市議団幹事長、市議会運営委員、交通水道委員、大都市・税財政制度特別委員。党地区委員。元大阪福祉事業財団勤務。
【鶴見区(3)】
北原洋子(60)=新 党鶴見区市政対策委員長、府委員、城北地区副委員長。12年衆院大阪6区候補。
【西淀川区(3)】
北山良三(65)=元 市議(4期)、党市議団長、建設港湾常任委員長、環境対策特別副委員長など歴任。現党西淀川・此花地区副委員長。元西淀病院事務長。17年衆院大阪5区候補。
【此花区(2)】
せと一正(68)=現 市議6期、党市議団長、財政総務委員、環境対策特別委員。党西淀川・此花地区常任委員、此花区委員長。正蓮寺川区民の会事務局長。此花民商・生健会顧問。
【淀川区(5)】
てらど月美(66)=現 市議3期、交通水道委員。党淀川・東淀川地区常任委員。新婦人淀川支部副支部長。元三洋労組書記、小・中学校PTA副会長、町内会副会長など歴任。
(大阪民主新報、2018年3月4日号より)