2018年06月10日
「比例80万票」を正面に
共産党府委 第4回総会開く
日本共産党大阪府委員会は2日、大阪市天王寺区内で第4回府委員会総会を開催しました。
草の根の力で政権追い詰め
報告に立った柳利昭委員長は、安倍政権の民主主義破壊に対し、大阪府民の怒りは大きく広がっていると指摘。「国会論戦に呼応した草の根の宣伝・署名行動が、安倍政権を追い詰める世論を広げていることに確信を持ち、国会会期末に向けてたたかいをさらに強めていこう」と述べ、安倍9条改憲反対の「3千万署名」のたたかいと一体に、過労死を促進する「働き方」改悪法案廃案、カジノ実施法案ストップの世論と運動を広げることなどを呼び掛けました。
投票の先送りは運動の反映
維新政治とのたたかいでは、大阪維新の会が「都」構想の住民投票先送りを正式に決定したことに触れ、党と「明るい会」「よくする会」の一貫したたたかいの反映があると強調。「いよいよ維新を少数に追い詰め、維新政治を終わらせるたたかいに打って出るとき」だと述べました。
柳委員長は、「大阪比例80万」を大阪府党のすみずみに貫く上で、機関と党支部・グループが、その政治的意義と可能性を繰り返し議論して、「わがもの」として確立することが重要だと強調。全党が得票目標実現を正面に据えて、参院選と統一地方選挙の躍進・勝利を目指す活動を強めることを呼び掛けました。
第3回中央委員会決定が呼び掛けた7月末までの党員と読者の前回参院選時の回復・突破への正念場を迎えているとし、すべての支部が7月末までの党勢拡大目標を明確にし、達成するために力を尽くすことを呼び掛けました。
(大阪民主新報、2018年6月10日号より)