2018年07月01日
大阪北部地震 被災者救援へ全力
〝応急処置間に合わない〟
茨木 たつみ参院議員が被災地調査
日本共産党国会議員団「大阪北部地震対策本部」のたつみコータロー副本部長(参院議員)は6月21日、大阪北部地震で大きな被害を受けた被災地を調査しました。
ガス停止の影響大きく
茨木市では、朝田充市議と共に、市危機管理監や茨木診療所、自治会役員らから被災状況や要望などを聞き取りました。
屋根や壁などの損壊で、市はブルーシートを配布しましたが、設置する業者が少ないなど応急措置が間に合わず、後日の雨による浸水被害もありました。たつみ議員は大阪商工団体連合会に支援を求めました。
同日、公立保育所が再開したものの、ガスが止まった影響で給食はクラッカーと野菜ジュースのみでした。自衛隊が設置した風呂や銭湯などに長蛇の列ができましたが、交通弱者の高齢者などは風呂にも行けない状況がありました。
炊き出しを行った自治会役員の稲富直樹さん(63)は、「生活困窮者が多く住む古い住宅が被害に遭っている。家財道具も壊れ、処分は自治会でできるが、生活保護を受けている人たちが買い直すことができるだろうか」と話していました。
(大阪民主新報、2018年7月1日号より)