おおさかナウ

2018年08月12日

党勢拡大を全党運動に
「特別月間」共産党府委が第6回総会

特別月間の取り組みなどが豊かに議論された第6回府委員会総会=4日、大阪市天王寺区内

特別月間の取り組みなどが豊かに議論された第6回府委員会総会=4日、大阪市天王寺区内

 日本共産党大阪府委員会は第6回総会を4日、大阪市天王寺区内で開催。府民の願いに応えるたたかいの強化、来年の参院選と統一地方選での躍進・勝利の最大の保証となる、党員と読者拡大を飛躍させる「特別月間」を全党運動に発展させるため、9月末までの目標(前回参院選時回復・突破)達成への流れをつくることを確認しました。

 討論では「特別月間」の取り組みの経験や教訓などを議論・交流しました。

 民青同盟府グループ長の酒巻眞世さんは、山下よしき参院議員・党副委員長を迎えた集いなどで、青年を党に迎え入れている経験を紹介。「党の綱領に共感し、党の政策や党のことを知りたいという青年が増えている。訴えのしがいのある情勢」だと語りました。

 北河内南地区の松尾正利委員長は、週1回の朝の集い、食事会、うたごえ喫茶、党を語る会など多彩に取り組む中で、議員個人の結び付きを党支部や後援会の結び付きに発展させ、意識的に党員拡大に取り組んでいる寝屋川市での経験、世代的継承委員会を立ち上げた支部の取り組みなどを紹介しました。

 堺地区の田中浩美委員長は、市内各地で開催されている街角懇談会に、日常活動に参加できていない党員も知人を誘って参加したり、入党も働き掛けていることや、街頭演説会で参加者が入党、党員拡大プロジェクトチームをつくり、党員拡大を超過達成した地域の経験を紹介。「8月も、いかに広い層と対話して働き掛けるか、いかに全党運動にするか、いかに読者・支持者・後援会員とともに取り組むことを追求するか、いかに党勢拡大を常に追求するかを貫いていきたい」と決意を述べました。

 阪南地区では、小池晃書記局長を迎えた演説会を岸和田市で開催し、1500人が参加。「政党間の力関係を変えることに正面から取り組まないと、参院選にも地方選にも勝てない」との意気込みで取り組む中で、党外からも幅広い人が参加、党への強い期待が寄せられていることなども報告されました。

 駒井正男府書記長は、「どの党組織の中にも光る教訓、経験、変化がある。その努力を全党の大きな流れにできれば月間目標を達成できる」と述べました。

 このほか、7月に行われた地方議員団と国会議員団による大阪北部地震、集中豪雨の被災者救援の取り組みなども紹介されました。

(大阪民主新報、2018年8月12日、19日合併号より)

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