2018年09月10日
暮らし応援の市政に
交野市長選9日投票 さかの候補が訴え
交野市長選が9日投開票されます。選挙戦は、日本共産党も参加する「市民本位の民主的な交野市政をつくる会(民主市政をつくる会)」の、さかの光雄候補(71)と、現職の黒田実候補(48)=自民、立憲民主、国民民主、公明推薦=、元交野市議の山本景候補(38)の3人の争いとなっています。
さかの候補は「政治の一番大事な仕事は暮らしを守ること」と強調。黒田市政が4年連続で国民健康保険(国保)の保険料を引き上げ、介護保険料や保育料も引き上げてきたことを批判し、高すぎて払えない国保料などを引き下げ、市民負担を減らして暮らし応援の市政に転換することを訴えています。
大阪北部地震による家屋の一部損壊への支援をはじめ災害対策の強化、学校給食費の無償化を目指して当面半額補助の実施、保育所増設で待機児童ゼロ、35人学級を中学校まで拡充することを公約。15年連続の一般会計の黒字、60億円にまで増えた積立金の一部を計画的に使えば実現可能だと主張しています。
さらに、京阪バス、ゆうゆうバス(福祉バス)の増便、コミュニティバスの実用化検討で公共交通で市の責任を果たすと訴え。青年の家の廃止や学校統廃合計画を見直し、市民活動の支援や教育環境改善に取り組むことなどを掲げ、「市民とともにまちづくりを進める」と語り、勝利へ全力を挙げています。
(大阪民主新報、2018年9月9日号より)