躍進のうねりを大阪から
安倍政権と維新に審判下そう
迫る統一地方選・参院選 志位委員長が訴え
来年の統一地方選まで4カ月、参院選まで7カ月と迫る中、日本共産党府委員会が16日夜、大阪市浪速区の府立体育会館で、同党の志位和夫委員長を迎えて「躍進のつどい」を開きました。志位氏が、統一地方選での全員当選で「大阪から日本共産党躍進のうねりを」と訴え。続く参院選での山下よしき副委員長はじめ比例予定候補7氏全員の勝利、大阪選挙区(改選数4)でのたつみコータロー議員の再選を必ず勝ち取ろうと呼び掛けると、約6千人の参加者から大きな拍手と声援が沸き起こりました。
日本共産党「躍進のつどい」に6千人
大阪を希望ある政治の発信地に
志位委員長〝維新政治の転換を〟
「来年の連続選挙を、安倍政権に引導を渡すと同時に、日本の進路を大きく問う選挙にしたい」と訴えた志位氏。大破綻に陥っている安倍政治の問題を、「アメリカ言いなり政治」「財界中心の政治」「憲法9条を壊すか、9条を生かした平和日本を築くか」の3つの分野で詳述し、日本共産党の躍進を訴えました。
米国言いなり政治を変える
志位氏は、沖縄県知事選で玉城デニー知事の圧勝が示したものは、民意無視の卑劣な強権政治の破たんであり、「こんなアメリカ言いなりでいいのか」という情勢の前向きの変化が起きていると指摘しました。
日本共産党が当面の切実な一致点での共同に力を尽くすとともに、日米安保条約を廃棄し、対等・平等・友好の日米関係をつくることを日本改革の根本方針に据えていることを強調しました。
財界が中心の政治にメスを
志位氏は、外国人労働者の受け入れ拡大を図る出入国管理法改定案や消費税10%増税は、ともに日本経団連が“震源地”だと告発。さらに富裕層・大企業への優遇税制にメスを入れ、法人税税率を元に戻すなど、消費税に頼らない日本共産党の財源提案を紹介し、「財界中心のゆがみにメスを入れれば、暮らしをよくする大きな希望が見えてきます」と力を込めました。
9条生かした平和の日本を
志位氏は、9条改憲に向けた安倍首相の常軌を逸した暴走は、焦りの現れだと指摘するとともに、改憲への執念を絶対に甘く見ることはできないと指摘。9条に自衛隊を明記する改憲の狙いは、9条2項の死文化=海外での無制限の武力行使だとし、「3千万署名」を集め切り、安倍首相が恐ろしくて改憲を強行できない力関係を、国民の中でつくり上げようと呼び掛けました。
政権の別動隊維新に審判を
安倍政権を倒すために、参院選では市民と野党の共闘を成功させ、自民・公明と補完勢力の維新を少数に追い込むことが目標だと強調しました。維新は、「共謀罪」法強行採決の引き金を引き、「働き方改悪」法や「カジノ実施」法など悪法に軒並み賛成し、野党が提出した内閣不信任案に反対し、憲法調査会の早期開催へ野党の批判を引き受ける役回りまで買って出ていると批判。「安倍政権の別動隊、悪法強行の突撃隊に大阪から厳しい審判を」と訴えました。
問題の解決に道が開かれる
参院選で、32の1人区での自民党の改選議員は31人。1人区で市民と野党の「本気の共闘」が実現すれば大変動を起こせるし、そのうねりは複数区、比例区にも連動し、自公と補完勢力を少数に追い込むことができると力説。衆参両院の多数派の「ねじれ」をつくり、野党が主導権を握って解散・総選挙に追い込んで安倍政権を倒して野党連立政権をつくれば、沖縄、消費税、憲法、原発などあらゆる問題の解決に道が開けるとしました。
志位氏は、日本共産党の躍進について「まずは統一地方選だ」とし、大阪では10年に及ぶ維新政治で、府政も大阪市政も「住民福祉の機関」としての自治体が根本から破壊されてきたと批判。「維新政治を転換し、大阪の地方自治を府民の手に取り戻そう」と呼び掛け、3つの柱で転換を訴えました。
暮らしと福祉第一の大阪を
第1は、「暮らしと福祉第一の大阪」をよみがえらせること。
維新政治は公約を破って地下鉄・市バスの「敬老パス」を有料化し、地域の小児・周産期医療を担ってきた住吉市民病院を廃止。千里救命救急センターや大阪赤十字病院への府独自の運営費補助を削減・廃止したことで、救命救急センターの受け入れ拒否が1・8倍に急増していることを示し、「日本共産党の躍進で、府民の命と暮らしを脅かす冷酷非情な維新政治を転換し、『暮らしと福祉第一の大阪』をつくろう」と訴えました。
カジノよりも中小企業支援
第2は、カジノ誘致ではなく、中小企業を主役に大阪経済を立て直すこと。
維新政治は「大阪経済の起爆剤」としてカジノに熱中し、松井一郎知事(大阪維新の会代表)がカジノと一体の万博誘致のために、台風21号の被害をよそに欧州に出かけたことを批判。「人の不幸でもうけるのがカジノ。何の価値も生み出さないのがカジノ。大阪府民から金を巻き上げ、米国のカジノ企業がもうかるだけ。これがどうして経済の起爆剤になるのか」と力を込めました。
志位氏は、大阪経済を本気で良くするには、事業所の99%を占める中小企業への支援を最優先にすべきだと強調。維新政治が中小企業へのものづくり支援予算を4分の1に減らし、小売業振興予算を25分の1に減らしたことを告発し、「日本共産党躍進で、カジノ誘致ストップ、中小企業を主役に大阪経済を立て直そう」と語りました。
競争と管理の教育をただす
第3は、「異常な競争と管理の教育」をただし、一人一人の子どもを大切にする教育への転換です。
志位氏は、「子どもは競争によって育つ」が維新政治の教育観だと指摘。大阪市の中学3年生は、中間・期末テスト、実力テスト、全国学力テスト、府独自のチャレンジテスト、市独自の統一テストなど年間13回ものテスト漬けになっていると語ると、会場から驚きの声が上がりました。
吉村洋文大阪市長(大阪維新の会政調会長)が示す、学力テストの結果を校長や教員の評価やボーナスに反映させる方針は、「絶対にやってはならない、禁じ手だ」と力説。「子どもたちを競争に追い立てることで、本当の学力は決して育たない。子どもたちに物事がわかることの喜びを教え、事物そのものへの探求心を育てる仕事が、教育ではないか。その中からこそ、本当の学力は育っていくのではないか」と熱く問い掛けました。
反維新の共同共産党躍進で
志位氏は維新政治を転換させる力は、「反維新の共同」と日本共産党の躍進にあると力説しました。党府議団は2人だが、維新政治と真正面から対決し、府政を動かす素晴らしい仕事をしてきたと強調。2016年10月に府議会で初めて子どもの貧困問題を全面的に取り上げた質問をきっかけに、「子どもの貧困緊急対策補助金」が新設されたことは画期的な成果だとし、「日本共産党躍進で、維新政治を転換し、福祉も暮らしも自治も壊す『大阪都』構想にとどめをさそう」と呼び掛けました。
比例での躍進たつみ必勝を
志位氏は統一地方選に続く参院選で、全国で比例「850万票、15%」、大阪では「80万票、20%」を必ず獲得し、山下副委員長はじめ7人以上の必勝をと訴えました。
大激戦の大阪選挙区で再選を目指すたつみ議員について、森友疑惑追及の第一人者だと紹介しました。予算委員会理事として理事会の議論をリードし、改ざん前の「決裁文書」や「交渉記録」などの資料提出を実現するなど、他の野党からの信頼も厚く、「文字通り予算員会での野党共闘を支える大黒柱。大阪だけでなく日本の政治の宝の議席だ」と強調し、必ず勝利を勝ち取ろうと語りました。
最後に志位氏は、「大阪が変われば日本が変わる。大阪を希望ある政治の発信地にしていこう」と呼び掛け、参加者は大きな拍手と歓声で応えました。
力合わせ安倍政権・維新政治倒そう 自由党・渡辺氏
政治のあり方を根本的に変える時代 社民党・服部氏
共産党躍進なしに改憲阻止できない 自由法曹団大阪支部・峯田氏
共産党「躍進のつどい」であいさつ
日本共産党府委員会が16日開いた「躍進のつどい」では、自由党府連の渡辺義彦代表(元衆院議員)と社民党府連の服部良一代表(同)が連帯あいさつ、自由法曹団大阪支部事務局長の峯田和子弁護士が応援演説に立ちました。
渡辺氏は、沖縄県知事選で自由党幹事長だった玉城デニー氏が大きな力で当選できたことに感謝の意を表明しました。野党共闘の大切さに触れ、「どんなことがあっても、諦めることなく、力を合わせて大阪の維新政治、国政の自公を倒そう」と呼び掛け。国政とともに地方選挙でも共闘を進めたいと語りました。
服部氏は、3年前に戦争法が強行された直後の日本共産党の呼び掛けがなければ、この間の野党共闘の流れはなかったのではないかと強調しました。朝鮮半島、北東アジアで平和の流れが加速する中、「政治の主流は私たち。米軍基地や安保条約は必要か、日本の政治のあり方を根本的に変える時代が来ている」とし、野党共闘をさらに発展させたいと語りました。
峯田氏は、安倍政権が憲法9条改憲に執念を燃やし、維新が憲法審査会の運営で自民にすり寄っていると指摘。自民党が通そうとしているのは、海外で武力行使ができる自衛隊を憲法9条に明記するだとし、「日本共産党の躍進なくしては阻止できない。選挙で何をどう語るのか、みんなで議論して広めていこう」と語りました。
山下・たつみ両参院議員、統一地方選候補が決意
「躍進のつどい」では清水忠史前衆院議員とわたなべ結・府国政対策委員長(衆院大阪3区候補)が司会し、統一地方選をたたかう候補者を代表して4氏、山下氏とたつみ氏が、決意表明。宮本岳志衆院議員も駆け付け、紹介されました。自由党府連の渡辺義彦代表(元衆院議員)、社民党府連の服部良一代表(同)、自由法曹団大阪支部事務局長の峯田和子弁護士があいさつしました。
堺市の竹山修身、貝塚市の藤原龍男、八尾市の田中誠太、阪南市の水野謙二の各市長、島本町の山田紘平、田尻町の栗山美政、岬町の田代堯の各町長からメッセージが寄せられました。
参院選躍進で新しい政治の扉開く
日本共産党府委員会が16日開いた「躍進のつどい」で、山下よしき副委員長(参院議員)が比例代表で7人全員当選の先頭に立つ決意を語り、たつみコータロー参院議員は激戦の大阪選挙区で必ず再選を勝ち取ると訴えました。その要旨を紹介します。
暮らし・憲法破壊と対決
共同の力で政治動かす党
山下よしき参院議員
昨年5月3日、安倍総理は憲法9条を変えると宣言しました。私は昨年の代表質問で聞きました。
「憲法9条は日本が起こした戦争への深い反省から生まれ、その後国民の中に広く定着し、日本社会のあり方を決める根幹となりました。軍事では自衛隊の海外派兵を制限する最大の歯止めとなり、自衛隊が海外で殺し殺されることのない状態をつくりました。経済では軍事費を抑制することにより、民生分野を中心とする経済成長を促し、国民生活を向上させる力となりました。学術文化では戦前のような軍事優先と決別し、科学と文化がわが国の平和的友好と人類の福祉増進のために貢献する基礎となりました。総理はこうした憲法9条の生い立ちと働きについて、どのような認識をお持ちですか」
こう聞いたのですが、驚いたことに安倍総理からは一言の答えも返ってきませんでした。先日の代表質問では次のように聞きました。
「南北首脳会談、米朝首脳会談で朝鮮半島の非核化と平和に向けた歴史的合意が交わされました。軍事ではなく対話による平和外交でこそ、事態の解決は進む。これがまさに憲法9条が指し示したことです。総理、北東アジアに生きる国として、この地域に平和体制をつくるための外交的イニシアチブを発揮することこそ、憲法9条を持つ国の政府がやるべきことではありませんか」
この問いにも答えはありませんでした。9条が日本社会に果たしてきた役割、世界で輝く値打ちに一言も語ることができない人に、9条を変える資格はありません。「安倍9条改憲は許さない」の一点で、立場の違いを超えて力を合わせようではありませんか。
その安倍政権を助け、安倍政権に助けられて大阪の暮らしと街を壊しているのが維新政治。「大阪都」構想は、129年の歴史を持ち、豊かな文化を発信してきた大阪市をつぶし、その権限と財源を府に吸い上げ、福祉を削って巨大開発やカジノにつぎ込むもの。だからこそ、3年の前の住民投票できっぱり否決されたのではないでしょうか。私は「都」構想に「待った」をかけてきた大阪の共同の力に、あらためて敬意と誇りを表明します。
日本共産党は、憲法と暮らし破壊の安倍政権、維新政治と真正面から対決するとともに、共同の力で政治を動かす党。共同前進のために、誠実に粘り強く頑張る党です。この党が大阪、全国でも伸びてこそ、新しい政治への扉を開く力となります。
国民の手に政治取り戻す
〝大阪決戦〟必ず勝ち抜く
たつみコータロー参院議員
最高権力者の友人なら、獣医学部の新設が52年ぶりに特例的に認められ、最高権力者の妻が肩入れした学園には、国有地がただ同然で売却される。最高権力者による国家の私物化をごまかすため、公僕であるはずの公務員が公文書を改ざんして虚偽答弁を繰り返す。自殺者が出ても一切誰も責任を取らない。豪雨災害のさなかに酒盛りをしても一切反省はありません。安倍首相一人のために民主主義と国の統治機構が今、壊されています。来年の参院選は民主主義を回復させ、政治を国民の手に取り戻す選挙ではないでしょうか。
安倍首相が露骨に嫌がるのが、日本共産党の追及です。音源テープは出てくる、内部資料は次々出してくる。私は森友疑惑を昨年から37回も追及してきました。首相退陣まであと一歩まで追い詰めています。
11月に5歳になった私の長女は、私の仕事をテレビなどで見て、「パパの仕事は、悪いことをした人を謝らせること」と思い、私が大阪に帰るたびに「パパ、悪いやつはもう謝った?」と聞きます。私が「まだだ」と言うと、長女は「もっときつく言わなあかん」と言います。長女や国民の皆さんの期待に応えるため、森友・加計疑惑を徹底追及して、安倍政権を退陣に追い込む決意です。
私たち議員の仕事は悪政をストップし、国民の要求を取り上げ、先頭に立って国政を動かすことです。私は5年前に皆さんの力で参院に押し上げていただいて以降、計193回の国会質問を行いました。生活保護、労働者派遣法、戦争法、TPP(環太平洋連携協定)、コンビニオーナーの搾取、リニア問題、原発、ライドシェア、民泊、カジノ、市民病院や保育所の統廃合問題など、幅広い国民と府民の声を国会に届けて政治を動かしてきました。
しかし、これらはまだまだ一部の声です。格差と貧困が安倍政権の下でより深刻になり、安倍政権は憲法を変えて「戦争する国」づくりを進めようとしています。まだまだ届けなければならない声があります。必ず来年7月の選挙を勝ち抜き、皆さんのさらなる声を国会に届けさせてください。
安倍政権の暴走と維新の暴政に正面対決してきた大阪選挙区の議席は、悪政を進めたい勢力にとって、最大の障壁です。私は、憲政史上、最低最悪の安倍政権を退陣に追い込み、民主主義を取り戻すため、この“大阪決戦”に、どんなことがあっても、皆さんとともに勝ち抜く決意です。
命と暮らし守る自治体に
日本共産党「躍進のつどい」 候補者(統一地方選)が決意
日本共産党大阪府委員会が開いた「躍進のつどい」(16日=府立体育会館)で来春の統一地方選(前半戦4月7日投票、後半戦4月21日投票)の予定候補者4氏が決意表明しました。
カジノより子どもの貧困対策を
石川たえ大阪府議
学校給食を注文できず、水道の水を飲んで昼休みを過ごす育ち盛りの中学生がいます。500円の医療費窓口負担が払えず、子どもを病院に連れていけないと悲痛な思いを訴えるシングルマザーがいます。
つらく悲しいそんな貧困の実態を見聞きするたび、大阪で子どもの貧困対策を抜本的に進めなければならないと決意しています。
安倍政権の自己責任論を先取りする大阪府は、国民健康保険統一化で保険料が値上げし、障害者の薬代有料化も押し付けられました。維新政治は弱者の声を踏みにじり、府民の暮らしを切り捨ててきました。
被災者支援より万博誘致を優先し、カジノ実現のため巨額の税金を投じる政治を、黙って見過ごすことはできません。
カジノより子どもの貧困対策を進めるため、皆さんの声を代弁して悪政に立ち向かう日本共産党を、1人でも多く府議会に押し上げてください。府民の命を守る政治を実現するために、全力で頑張ることを誓います。
空白区で2議席を必ず取り戻す
石谷やすこ前堺市議
前回4年前の激戦で競り負け空白となった堺区で、必ず議席を奪還する決意です。
堺区の定数は前回9から8へ削減され、今回は再び定数9に戻ることになりました。「今度こそ勝ってな」「応援してるで」と多くの市民の皆さんから温かい激励をいただきます。この声に必ず応え、必ず勝ち抜きたいと思います。
これまで再び2議席に挑戦するか悩み、模索してきました。共倒れという痛恨の思いは、もう2度としたくないという気持ちがあるからです。真剣な議論を重ね、厳しさは百も承知の上で、私たちは2人の候補者を擁立する決断をしました。
堺の党の仲間たちは必ず乗り越えるんだと固く心を決め、その重い決断に私の心はしびれました。
責任は重大です。田中ひろみさんの後を引き継ぐもう1人の候補も、若く元気いっぱいの藤本ケン候補に決定しました。必ず堺区で2議席を取り戻すため、やるべきことをやり尽くし、なんとしても勝ち抜く決意です。ともに頑張りましょう。
都構想・カジノあかんの声届け
山中智子大阪市議
決着済みの「大阪都」構想に大切な市民の税金と時間、エネルギーが奪われてきました。自治体であることを否定するかのような統廃合と民営化、教育壊しと市民いじめの嵐が吹き荒れ、人の尊厳を踏み付けるような言動が繰り返されています。
私たち日本共産党大阪市議会議員団は、市民の皆さんの怒りや希望の声を真っ直ぐ届けるため、9人全員で力を合わせ、一歩も引かずに橋下、吉村両市長に立ち向かってきました。
日本共産党しか反対しないカジノや巨大開発の問題で、質疑のたびに他会派議員から、「本当に共産党の言う通りだ」「カジノはあかんな」という声が寄せられます。「都構想」反対とともに「カジノあかん」の多数の思いを唯一代表する日本共産党市議団の責任の大きさを痛感しています。
いま、大阪が大きな分かれ道に立っています。日本共産党市議団は、絶対にもっと大きくならなければなりません。厳しいたいたかいですが、死力を尽くして頑張ります。
市民の声を届けまともな行政に
田中裕子八尾市議
八尾市はいま、公立保育所と幼稚園を全部なくすという条例、民間の認定こども園の休園をやめてくださいという請願など、市民の怒りと切実な願いが激突する議会となっています。市民の怒りの声を行政に届け、まともな自治体としての役割を果すことを求めて、全力を尽くして頑張っています。
参院選まであと7カ月、統一地方選挙まで4カ月となりました。
最初の関門である府会議員選挙では維新、自民、公明の現職3人を打ち破って、小松ひさしさんの当選に全力を尽くす決意です。
維新知事のお膝元でもある八尾市では、現在3議席の維新が8人の候補者を擁立し、まさに「異質の危険」を持つ維新政治を許すのかどうかが正面から問われる選挙となっています。
怒りに立ち上がった市民の力と力を合わせ、一緒に連続選挙をたたかう決意です。
みんなでギアチェンジをして安倍政権を倒し、維新政治を終わらせるために、全力を尽くして頑張ります。
(大阪民主新報、2018年11月25日号より)