希望切り開く選挙に
田村智子共産党副委員長 大阪市内で訴え
目前に迫る統一地方選で必ず日本共産党の勝利・躍進をと、各地で演説会が開かれています。2月16日には、田村智子副委員長・参院議員も大阪に駆け付け、大阪市中央区、生野区、東住吉区の3カ所で訴えました。
安倍政権・維新政治終わらせよう
安倍政権支える自公維
田村氏は、最低限のモラルも崩壊した安倍政権を批判し、「安倍政権をひたすら支えているのが自民、公明、維新だ」と指摘しました。
維新政治について、学力テスト結果の教員給与への反映を打ち出すなど、分断と対立、排除を繰り返していると厳しく批判。同時に「巨大ギャンブル産業まで大阪に呼び込むような政治には、ひとかけらの希望もない」と厳しく批判。共同と連帯で市民とともに立ち向かい、自治体の一番の役割は暮らしを守ることだと論戦を繰り広げてきた共産党を統一地方選、参院選で躍進させ、温かく希望の持てる政治を実現させようと呼び掛けました。
共産の議席は宝の議席
東住吉区では、定数1に挑戦するあさの純一府議候補と、定数4(1減)で江川繁市議の議席を守り抜こうと、山本のり子候補が奮闘しています。
あさの候補は、訪問先で聞いた市民の生活不安を紹介し、「医療・教育・福祉を削りに削ってきたのが維新」だと批判。黒田革新府政時代に高齢者医療無料化など福祉の原点をつくったのが大阪だとし、「その流れをしっかりと受け継ぐ自治体にしよう」と述べました。
山本候補は、「維新政治に終止符を打ち、カジノや『都』構想より、福祉、子育て、防災、市民の命と暮らしを守る政治に転換させるために、東住吉の現有議席を絶対に守りたい。自民・公明・維新に独占させてはならない。共産党の宝の議席を受け継がせてほしい」と訴えました。
命・暮らし優先の政治
生野区の演説会では、夏の参院選で定数4の大阪選挙区から再戦を目指すたつみコータロー参院議員も駆け付けて決意表明。参院選での野党共闘勝利で国会にねじれをつくりだし、解散総選挙に追い込んで政権交代を果たすという展望を示し、森友学園問題に一番詳しい議員がその時にも必要だと強調し、必勝への決意を語りました。
定数4の生野区で党の議席奪還を目指す西田さえ子市議候補は、生野区西部地域に12ある小学校のうち9校を廃校する学校統廃合を、強引に進めようとしている維新政治を告発。命と暮らしが大切にされる市政実現へ、必ず勝ち抜くと述べました。
中央区では、定数3で議席獲得を目指す中森ふみ子市議候補が、大阪から日本の政治を変えようと決意表明しました。
(大阪民主新報、2019年3月3日号より)