2019年03月10日
大門実紀史の国会レポート
論戦スタート、近畿勢がんばるぞ
去年3月、ある日の参議院予算委員会が終わったあと、安倍首相がわざわざ私のところに来て「御党のみなさんは鋭い質問をされますね」と褒めるので、「さらに頑張ります」と返すと、「いや、あんまり頑張らなくていいです」と言ったので、つい笑ってしまいました。
予算委員会の舞台は参議院に移り、近畿の参院選候補が次々と登場します。辰巳孝太郎さん(大阪選挙区)は、カジノや不正統計問題などで質問を予定。予算委員会理事としても大活躍です。素晴らしいフットワークで質問の切れ味も抜群。まさに逸材です。
倉林明子さん(京都選挙区)は気さくで人懐っこい。大臣も倉林さんの質問には耳を傾け「出来ることはしよう」という気持ちになる。だから倉林質問によって現場の要求が前進する。論戦は追及だけでなく人間力も大事だと教えられます。今回も社会保障の質問を予定。
井上哲士さん(比例・京都が活動地域)は、参院国対委員長の重責を果たしながら、外交安保で論戦をリード。日米関係の質問を準備中。私とは国会で一番長い付き合いですが、賢くてとても人柄が良い人です。
山下芳生さん(比例・京都を除く近畿が活動地域)の質問は風に帆を張る船のような爽やかさと大きさを感じます。今回は障害者問題で質問を予定。参院議員団長としていつもみんなを温かく見守り激励してくれます。
参院選では、新しい議員も引き連れて、全員必ず国会へ戻ってきてほしい。まずは論戦がんばろう!(だいもん・みきし 参院議員 第2週掲載)
(大阪民主新報、2019年3月10日号より)