維新・安倍終わらせ
新しい政治を開こう
西成区・堺市 山下副委員長が訴え
日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員(比例代表候補)は10日、大阪市西成区、堺市堺区と北区で、日本共産党の勝利・躍進で維新政治と安倍政治を終わらせ、新しい政治を開こうと訴えました。
西成区で山下氏は、松井一郎知事と吉村洋文大阪市長が辞職願を提出して、府議選・大阪市議選と同時の知事・市長ダブル選に入れ替わって立候補する意向を表明したことには「一片の大義もない」と批判。「『都』構想阻止」「カジノより暮らしと福祉を」の大義の旗を掲げ、保守の人々を含む府民共同で維新府政に終止符を打つために全力を尽くすと述べました。
国政では安倍政治と、大阪で維新政治と一貫して対決し、共同の力で政治を動かそうと誠実に頑張ってきた日本共産党が、府議選でも市議選でも躍進することが、「安倍政治さよなら」「維新政治さよなら」の大きな力になると強調しました。
消費税10%増税反対、憲法9条改悪を阻止し、憲法9条を守り生かす外交の実現、「カジノより福祉・教育を」の声を日本共産党に託してほしいと力説。統一地方選に続く参院選では、比例代表での日本共産党の躍進、大阪選挙区(定数4)での、たつみコ―タロー参院議員の再選をと訴えました。
共産党が伸びれば暮らしはより良く
府議選大正・西成区(定数2)で議席奪還に挑む、あだち雅之候補と、大阪市議選西成区(定数4、1減)で4選を目指す尾上やすお候補が決意表明。両候補は、市民アンケートに寄せられた声などを基にまとめた「“西成くみん”丸ごと全力応援プラン」を発表しています。
「ブラックな働かせ方を変える」をモットーに奮闘する、あだち氏は、中小企業支援と一体にしたブラック規制条例の制定などプランの内容を紹介し、「今度の選挙で日本共産党が伸びれば、私たちの暮らしはより良く変わる」ときっぱり。尾上氏は住吉市民病院跡地に産科・小児科の病床を取り戻すことや、国民健康保険料の引き下げなどを挙げ、「カジノより暮らし・子育てを全力で応援する」と訴えました。
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堺市堺区では小西えみ子(北区)、城勝行(南区)の両府議候補と、藤本ケン、石谷やすこ(堺区)、岡井つとむ、石本京子(北区)、いぬい恵美子(東区)、森田こういち(西区)、森流星(中区)、藤本さちこ(南区)、松本おさむ(美原区)の各市議候補が決意表明しました。
(大阪民主新報、2019年3月17日号より)