おおさかナウ

2019年03月24日

統一地方選火ぶた
「都」構想に終止符・維新政治転換へ
ダブル選勝利、日本共産党躍進で

八尾市 小松氏

清水氏と共に市民と握手を交わす小松候補=16日、八尾市内

清水氏と共に市民と握手を交わす小松候補=16日、八尾市内

 府議選で八尾市(定数3)の日本共産党府議の議席を必ず取り戻そうと奮闘している小松ひさし候補・元府議は16日、清水忠史前衆院議員とともに市内で街頭演説を行いました。

 小松氏は、「八尾、東大阪、平野は世界に冠たる中小企業の町。維新政治11年で商店街を応援する予算は96%削られ、もづくり中小企業振興費は75%も削られた」とし、「アベノミクスによる失策、維新府政による経済や産業への誤った政策を正し、維新政治への退場へと踏み出すのが今回の知事選、大阪市長選、統一地方選だ」と指摘。教育条件改善に背を向け、府立高校廃校、テスト漬けの教育を進める維新政治を批判し、「子どもと教育に力を尽くす大阪府政の復活、拡充へ」と支持を訴えました。

 党員宅で開かれた集いでは、「カジノを止める方法はないのか」「年金が下がっていいこと1つもない」などの意見が相次ぎ、小松氏は、「ダブル選で勝ち、共産党の議席が増えればカジノは止められます」「参院選で勝てば消費税増税もストップできる」と述べました。

東淀川区 長岡氏

街頭演説に集まった聴衆と握手を交わす長岡候補=16日、大阪市東淀川区内

街頭演説に集まった聴衆と握手を交わす長岡候補=16日、大阪市東淀川区内

 大阪市議選・東淀川区(定数5)で、岩崎けんた議員からバトンタッチして必勝を目指す日本共産党の長岡ゆり子候補は16日、田村智子党副委員長(参院議員)の応援を受けて、同区内で街頭演説しました。

 長岡氏は、「入れ替えダブル選」で維新が「あらためて民意を問いたい」とする「都」構想は、「住民投票で決着済み」ときっぱり。区民から「バス路線が少なくなって困っている」「国民健康保険料が高すぎる」など切実な要求が寄せられているとし、「皆さんの声が大阪市を発展させる鍵。一緒に大阪市の未来を描きたい」と訴えました。

(大阪民主新報、2019年3月24日号より)