本気で共闘すれば必ず勝利できる
衆院大阪12区補選告示
安倍政治と正面対決する議席を大阪から
宮本たけし候補の訴え(大要)
日本の未来がかかった大阪12区補欠選挙が始まりました。市民と野党の本気の共闘で、安倍政治を本当に変えるため、大阪12区に「安倍政治ノー」の旗印を打ち立てるため衆議院議員の職を辞し、無所属、野党共闘の候補者として、このたたかいに名乗りを上げました。
日本を変えるために
「安倍1強」などと言われる状況が続く中、野党が本気の共闘を成し遂げなければなりません。今こそこの大阪12区から日本を変えるため、国会で共闘してきた野党の仲間、そして市民の皆さんと力を合わせ、投票日までの12日間を全力疾走して、必ず勝利をもぎとる決意です。
この補欠選挙に私がなぜ立ち上がったのか。それは、安倍政治と正面から対決する旗印を掲げる候補がいなかったからです。
自民党が安倍政治と対決するはずもない。維新の皆さんは、大阪では自民党と仲は悪いが、安倍官邸とは大の仲良しです。もう一人のお方も、希望の党の立ち上げに最初から加わった野党共闘分断の張本人です。誰一人として、安倍政権と対決する立場を持つ方はいません。
安倍政治はもうご免
いま安倍政権に対する不信と不満、強い怒りが渦巻いています。「私が忖度をした」と得意げに言い放つような副大臣。辞職したからといって済ませるわけにはいきません。
2年以上にわたり、野党の皆さんと一緒に追及してきた森友問題でも、安倍首相や昭恵夫人の関与が明らかになりながら逃げ続け、いまだに首相も財務大臣も、誰も政治責任を取ろうとしません。うそと隠蔽、改ざんの政治はもうごめんです。
10月からの消費税増税は、中止に追い込みましょう。原発再稼働は反対です。カジノよりも暮らしを優先する政治こそ、実現しようではありませんか。安倍政権の下で強引に進められる憲法改悪を許すことはできません。
大義のため身を捨て
安倍政権を倒すために、野党が結束しなければなりません。そして市民と野党が本気で共闘すれば、相手がどんなに強大であっても必ず打ち破れることは、この間の沖縄のたたかいが証明しています。
損か得かなどと言っている場合ではありません。国会議員たるもの、大義のために身を捨ててでも、主権者・国民のために働くのが当たり前のことだと思います。
見返りは民主主義です。わが身を捨てて必死で頑張ってこそ、活路が開かれます。
歴史上のどんな偉大なたたかいも、あらかじめ勝算があって始められたことなど、一度たりともありません。勝利はたたかいの中で、みんなで切り開くものだと思います。腹を固め、みんなの気持ちを一つに集めて、安倍政権退場へ1日1日覚悟の勝負で、必ず山を動かそうではありませんか。
本日、この場にも野党各党の皆さんが集まっていただき、身に余るお言葉を頂戴いたしました。心から感謝を申し上げます。
共闘勝利ののろしを
昨日も自由党の小沢一郎代表、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の村上史好衆院議員、社民党の服部良一前衆院議員。そしてこの大東、四條畷、寝屋川12区市民連合の皆さんも駆け付けて激励の言葉をいただきました。続々と市民と野党の共闘を支えようと、多くの方々が駆け付け支援の申し出が寄せられています。
勇気百倍です。市民と野党の本気の共闘を求める皆さんのご支援と熱い期待に支えられ、必ずやこの選挙戦で死力を尽くして勝ち抜く決意です。
沖縄辺野古への米軍新基地建設反対を掲げて野党共闘でたたかわれている沖縄3区とともに、この大阪12区からも、野党共闘勝利ののろしを上げようではありませんか。
候補者は宮本たけしですが、市民の皆さんと野党の皆さんお一人お一人が主人公となって、どうぞ私、宮本たけしを押し上げてください。
この大阪から日本の政治を変えましょう。野党は共闘、市民と共闘。本気の共闘で政治の流れは必ず変わります。皆さんの熱いご支援で、私宮本たけしを再び国会へ送ってくださいますよう心からお願いを申し上げ、決意のごあいさつとさせていただきます。
(大阪民主新報、2019年4月14日号より)