日本共産党への期待を語る
共産党の主張は世界の常識 元公明党副委員長 二見伸明さん
ジェンダー平等にわくわく 弁護士 宮本亜紀さん
15日、大阪市北区・梅田で行われた日本共産党の街頭演説で、元公明党副委員長の二見伸明さん、弁護士の宮本亜紀さんが党への期待を語りました。要旨を紹介します。
共産党の主張は世界の常識 元公明党副委員長 二見伸明さん
大阪の宝たつみコータローさんの応援に参りました。山下よしきさんの歯切れのいい話が聞きたくてやって参りました。
先日の衆院大阪12区補選に宮本岳志さんが出ましたが、自民党のあるOBは、“あの補選に宮本さんが出たことは大正解だった。これで野党共闘は大きくなるだろう”と言っていました。
30年前、中国で天安門事件があった当時、私は日中友好議員連盟の副会長でした。当時、天安門事件は人権蹂躙だと真正面から言ったのは、日本共産党だけでした。これが本物の政治だと思いました。
共産党の97年の歴史は、弾圧に次ぐ弾圧の歴史でした。弾圧されようと、獄中に入れられようと、攻撃されようと、共産党はぶれなかった。日本の憲法ほど、表現の自由、基本的人権を保障している憲法はありません。この憲法を骨の髄から守らなければと訴えているのが、共産党です。
去年1月、「しんぶん赤旗」日曜版に、ペリー元米国防長官のインタビューが載りました。ペリーさんは、北朝鮮問題は外交で解決を、と言ってきました。私は共産党の主張とまったく同じだと思いました。
共産党の主張は、アメリカの良心の常識です。世界の常識、日本の常識です。皆さん、この選挙頑張りましょう。縦横無尽に駆け回って私も頑張ります。
ジェンダー平等にわくわく 弁護士 宮本亜紀さん
共産党が今回出した政策は、私たち市民の願いに寄り添った、実現してほしいものばかりです。その中でも、特に「いまこそジェンダー平等を」の虹色のポスターを見ると、私は期待でわくわくします。
長い間ハラスメントや性暴力に悩み続けてきた人たちが声を上げ、性的マイノリティの人たちも20万人規模のイベントをしたりなど、一人一人が声を上げ、性差で差別されないことに共感して大きな運動になっています。
共産党はその声をよく聞いて、政治で実現していこうとしています。たつみコータロー議員が、3月の参院予算委員会で刑法の暴行・脅迫要件について質問し、本気で(刑法改正に)取り組もうとしていることに、SNSなどですごく盛り上がっています。
日本共産党のジェンダー平等社会の政策は、時流に乗るという浅いものではなく、女性が財産権や相続権や選挙権さえもなかった戦前から、男女同権をずっと言い続けてきた共産党だからこそ出せるのだと思います。
ジェンダー平等社会は女性やLGBTの人たちだけの問題ではなく、差別や分断をなくし、誰もが尊厳を持って生きられる社会に変えていこうという提案は、他の政党には絶対にまねのできないものです。共産党を本気で応援し、期待しています。
(大阪民主新報、2019年6月23日号より)