2019年07月07日
山下よしきの徒然エッセイ
歴史的な政治戦、誇りと喜び胸に
いよいよ参議院選挙が始まります。比例代表候補として大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山を駆け巡り、明日への希望を情熱こめて語り、日本共産党への支持の輪を広げたいと決意しています。
振り返ると、6年前の参院選は「自共対決のたたかい」でした。その後、安保法制=戦争法に反対する歴史的たたかいを通じて、「市民と野党の共闘」が発展しました。日本の政治は6年間で大きく前に進みました。
今回の参院選は、あらゆる分野で行き詰まった安倍政治を、共闘勝利と党躍進で終わらせ、希望ある新しい政治への扉を開くのか、それとも、安倍政権与党と補完勢力による9条改憲強行など反動的打開を許すのか――文字通り日本の命運を分けるたたかいです。
阪神・淡路大震災の年に国会に送っていただき、被災者の生活再建、住宅再建に対する公的支援の実現に体当たりで取り組んだ私の確信は、「どんなに壁は厚くとも、市民とスクラム組めば動かすことができる」ということです。以来、この確信は、「大阪都構想」阻止の共同や、市民と野党の共闘の発展を通じて、一層深くなりました。
そして、共闘発展のために誠実に真剣にがんばる党、国民の願い実現を阻む政治のゆがみをただす党――日本共産党の前進が、日本の政治の前進にとって決定的であることも、深い確信となりました。
歴史的な政治戦を最前線でたたかえる誇りと喜びを胸に、もてる知恵と力をふりしぼります。ともにがんばりましょう。(やました・よしき 日本共産党参院議員 毎月第1週に掲載)
(大阪民主新報、2019年7月7日号より)