2019年10月06日
発言撤回松井氏らに求めよ
堺市議会 永藤市長に森田市議
堺市議会では、9月25日の産業環境委員会で日本共産党の森田晃一議員が、汚染水の大阪湾放出の可能性に言及した松井、吉村両氏の発言について、永藤英機市長の見解をただし、発言の撤回を求めるべきだと述べました。
森田議員は、大阪府漁業協同組合連合会が9月18日、両氏に行った「緊急抗議」に、堺市漁連も賛同していると確認した上で、永藤市長に対し、両氏の発言についての見解と共に、撤回を求めるかどうかただしました。
発言擁護する市長
永藤市長は、漁連が「汚染水」としていることについて、「根本的な誤解がある。汚染水ではなく処理水」などと述べ、両氏の発言について「個人の見解に対して撤回は求めることはしない」としながらも、「政府がなかなか判断できない中で問題提起をした」と擁護しました。
森田議員は、「同じ首長として近隣3県の知事は懸念の声を上げている」とし、「市民の命や健康、不安に堺市民の代表として耳を傾け、堺の生業が脅かされようとしているときに代弁して撤回を求めるべき」と強く求めました。
(大阪民主新報、2019年10月6日号より)