2019年09月30日
野党連合政権へ協議を
共産党府委 立憲民主府連と懇談
日本共産党の柳利昭府委員長は21日、大阪市中央区内の立憲民主党府連を訪ねて懇談し、野党連合政権に向けた話し合いを開始するとともに、大阪での政策課題についても議論を進めようと呼び掛けました。
柳氏のほか、中村正男副委員長、辰巳孝太郎前参院議員が参加。府連代表代行の森山浩行衆院議員、同幹事長の長尾秀樹衆院議員が応対しました。
柳氏は、党創立記念講演会のパンフレット「共闘の4年間と野党連合政権への道」のパンフレットを手渡し、2015年の安保法制(戦争法)のたたかい以来、市民と野党の共闘が広がり、国政選挙でも野党共闘が発展してきたとし、「中央段階でも協議が行われているが、大阪からも野党連合政権に向けた話し合いの機運をつくり出していきましょう」と語りました。
さらに中央段階では野党と市民連合との間で13項目の政策が合意さているが、カジノ問題や「大阪都」構想など、大阪の政策課題で一致する点でも議論を進めたいと提起。森山氏は「この間、『都』構想の問題では一緒にやらせてもらっている」「『カジノは嫌』と言う人も多い」とし、長尾氏は申し入れを検討したいと答えました。
同党府委は国民民主党府連、社民党府連にも、同様の申し入れをそれぞれ行っています。
(大阪民主新報、2019年9月29日号より)