おおさかナウ

2019年11月03日

教員の長時間労働是正を
たつみ氏が教育関係者と懇談

たつみ氏が教育関係者と懇談

たつみ氏が教育関係者と懇談

 公立学校の教員に1年単位の変形労働時間制を導入する法改定案が臨時国会に提出された問題で、日本共産党のたつみコータロー前参院議員は10月28、29の2日間、大阪府内の教育関係団体を訪ね、制度導入に反対する党の提言文書を届けて懇談しました=写真。
 たつみ氏は28日、大阪教職員組合を訪問し、「教員の長時間労働是正は、日本の教育の未来がかかった国民的課題です」と指摘。応対した大教組の藤川真人委員長は、ICカードによる出退勤管理を始めた自治体で、月170時間や200時間など過労死ライン超えの時間外勤務が報告される実態を示し、ゆきすぎた管理統制の見直しや教職員増などの課題を指摘しました。
 懇談では、維新政治との新たなたたかいを呼び掛けた党府委員会の声明文書を手渡し意見交換。チャレンジテストの弊害について大教組役員から、子どもたちを競争に追い込み、高校入試と学校教育をゆがめる深刻な実態が指摘されました。
 たつみ氏は大障教、府高教、大私教でも懇談し、党府委員会の大西淳子、小林裕和、長谷川良雄の各常任委員、丸山雅代女性児童部副部長が同席しました。

(大阪民主新報、2019年11月3日号より)

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