おおさかナウ

2019年11月17日

共闘と共産党の躍進で
政治は必ず変えられる
日本共産党「つどい」旺盛に

 日本共産党の、たつみコータロー前参院議員を迎えた「日本の未来を語り合うつどい」が10日、堺市堺区内で開かれました。たつみ氏は、国会内外で市民と野党の共闘が大きく前進していることを詳しく紹介し、「野党が政権を取るのは先の話ではありません」と強調しました。

「日本の未来を語る会」で講演する、たつみ前参院議員=10日、堺市西区内

「日本の未来を語る会」で講演する、たつみ前参院議員=10日、堺市西区内

たつみ前参院議員が訴え 堺市西区

モラル崩壊の元凶は安倍氏

参加者と交流する、たつみ前参院議員や森田堺市議=10日、堺市西区内

参加者と交流する、たつみ前参院議員や森田堺市議=10日、堺市西区内

 たつみ氏は、大臣の相次ぐ辞任や、民間英語試験をめぐる萩生田光一文科相の「身の丈」暴言など、安倍政権のモラル崩壊の元凶は安倍首相本人だと指摘。安倍首相主催の「桜を見る会」は税金を使った公的行事なのに、自民党の後援会員を参加させているとし、「国民には消費増税を押し付けておいて、私たちの税金で後援会行事をやっている。こんなこと許せますか」と力を込めました。
 たつみ氏は、国会での野党共闘の発展や、高知県知事選で画期的な野党統一候補が実現していることを報告。消費税増税が法人税減税などの穴埋めに使われていることが野党間の共通の認識になりつつあるとし、「次の総選挙では、消費税を下げて暮らしや経済を良くするという展望を野党が語り、安倍政権を倒すチャンスが来ている」と力説しました。

党名に込めた未来への展望

 さらに「日本共産党」の党名にはまず、1922年の創立以来、侵略戦争に命懸けで反対した党の歴史が刻まれていると強調。同時に、地球的規模での貧富の差の拡大、気候変動などの問題を通して、利潤第一主義の資本主義体制のままでいいのかが問われている中、「共産党の名前は、資本主義を乗り越える未来への展望も示している」と力説しました。
 たつみ氏は最後に、市民と野党の共闘も「政治を変えたい」と願う人たちが動いたからこそ広がってきたとし、「市民と野党の共闘で新しい政治は必ずつくれる。ぜひ日本共産党に入って、一緒に政治を変えましょう」と訴えました。
 参加者は森田晃一堺市議の進行で意見交換。要介護1の父親(78)と暮らす女性(53)は、「いま『老老介護』が問題になっていますが、私自身も障害を持っていて、『老障介護』です。そんな私たちに大変な思いをさせながら、消費税は上げる。こんな安倍さんの政治を必ず変えることができると、たつみさんの話を聞いてよく分かった」と、日本共産党への入党を決意しました。

(大阪民主新報、2019年11月17日号より)

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