2019年12月22日
熊取町長選に大浦正義氏
1月14日告示 安心と希望の町づくりへ
任期満了に伴う熊取町長選(2020年1月14日告示・19日投開票)で、「公正で民主的な熊取町政をつくる会」は16日、「くまとり社会保障推進協議会」会長の大浦正義氏(72)=無所属・新、日本共産党推薦=を擁立すると発表しました。
大浦氏は「すべての世代に寄り添い、安心と希望の町づくりを目指す」とし、小中学校全学年で35人以下学級、小1・小2は30人以下学級、保育所・幼児教育の給食無償化、18歳までの医療費助成、国保・介護保険料の負担軽減、コミュニティバス「ひまわりバス」の運行経路改善、基金を活用した産業活性化、防災体制の見直しなどの公約を掲げています。
また、財政危機を理由にした町職員と住民福祉削減や公共施設の民間委託、各種料金値上げなどを進める第3次行財政構造改革プラン「アクションプログラム」(2018年から5カ年計画)を中止すると表明。財源として、ふるさと納税による積立金(38億円)とこれまでの蓄えで72億円の基金があるとし、潤沢な基金の積極的活用とともに、「行政と議会、町民の知恵と力を結集し、希望が実る町づくり」の実現をと呼び掛けています。
同町長選には、大阪維新の会公認の現職、藤原敏司氏が立候補を表明しています。
大浦氏の略歴
神戸商科大学(現、兵庫県立大学)卒。住吉学園高校(現、清明学院)元教諭。2008年の熊取町長選に立候補。
(大阪民主新報、2019年12月22日号より)