2020年02月16日
カジノも都構想もいらない
大阪市議会開会日でパレード
大阪市議会開会日の7日、大阪市対策連絡会議と府民要求連絡会は市役所前で宣伝、集会を行い、「『都』構想はいらない」「カジノをやめて暮らしに回せ」などコールしながら周辺をパレードしました。
集会では日本共産党の井上浩市議が「今議会は学校つぶしや大学統合など、悪法の目白押しという状況だ。国民健康保険の大幅値上げなど市民いじめがずらりと並ぶ予算案が出てくる。市民の暮らしを応援する予算案は出てこない」と指摘。「悪政に対して腹をくくり、11月の住民投票は絶対に負けるわけにいかない。『都』構想の本質と狙い、中身が市民に正確に伝われば、負けるはずはない。必ず勝ち抜こう」と呼び掛けました。
全大阪生活と健康を守る会の大口耕吉郎さんは「維新は『都』構想を『ニア・イズ・ベター』と言うが全く逆。遠くて不便になる」と指摘。また「維新政治の6年間で若年層の生活保護利用は約1万世帯減らされた。『都』構想でこれがさらに激減される可能性がある。職員の仕事がさらに過酷になり、保護申請の拒否など人権侵害が多発しかねない」などと訴えました。
(大阪民主新報、2020年2月16日号より)