新型コロナウイルス感染の対策強化を共産党府議団が求めました＝３日、府庁内

　日本共産党府議団（石川多枝団長）は３日、新型コロナウイルス感染対策の抜本的強化を吉村洋文知事宛に申し入れました。
　大阪健康安全基盤研究所や保健所、感染症指定医療機関の体制強化や、電話窓口を拡充し24時間、多言語対応を行うこと、学校や福祉施設で手洗い指導など予防を徹底することなどを要望しました。また新型肺炎に関連した外国人への差別行為を防ぐために府民への啓発を行うことや、産業への影響を調査し観光業など打撃を受ける分野への支援策を早急に検討することも求めました。
　府は同日までに土曜と休日を含む午前９時から午後６時までの府民向け電話相談窓口の開設や、備蓄マスクの提供などを行っています。
　石川団長は「府民の命を守るという府の責任を果たすため、関係機関との連携や対策の強化を求めたい」と述べました。

(大阪民主新報、2020年2月9日号より）