「カジノあかん」「大阪市守って」
13日告示・22日投票の中央区大阪市議再選挙
小川候補〝市民と共に勝ち抜く〟
元維新市議が公選法違反(買収)で有罪が確定し、当選無効となって失職したことに伴う中央区の大阪市議再選挙(3月13日告示、22日投開票、被選挙数1)に立候補する、日本共産党前市議・小川陽太候補の事務所開きが2月22日、大阪市中央区内で行われました。投票日まで1カ月となったこの日、短期決戦を必ず勝ち抜こうと、雨をついて集まった250人が決意を固め合いました。
雨中の事務所開きに250人
決意表明した小川氏は、学童保育への支援やバス路線の復活など中央区の住民の切実な要求は、政令市である大阪市の力で実現できると強調しました。
小川氏は、住民の願いを阻んでいるのが、カジノ誘致や巨大開発、大阪市を廃止・分割する「大阪都」構想へ暴走する維新政治だと語りました。
町会役員からも「大阪市廃止に反対してほしい」と期待が寄せられているとし、「『カジノで地域経済を破壊させない』『大阪市つぶしを許さない』の声を託して下さい。大阪市政を守り、暮らしを守る新しい大阪市政をつくるために、市民の皆さんと、とことん頑張り抜きます」と語りました。
「カジノ・大阪市廃止とんでもない」村上氏
「大阪中の思い束ねて小川氏勝利を」山中氏
「大阪府そのものを変質する都構想」石川氏
「2期8年の実績ある小川氏を必ず」清水氏
立憲民主党府連の村上賀厚副代表(大阪府第1区総支部長)が駆け付けてあいさつ。「大阪がカジノや大阪市廃止・分割という、とんでもないものに進もうとしている」とし、小川氏の応援を続けたいと語りました。
山中智子大阪市議団長は、小川氏が勝利して5人の議員団になれば代表質問ができるようになるとし、「『カジノはあかん、大阪市廃止はあかん』と言える機会。大阪中の思いを束ねて、小川氏の勝利を」と訴えました。
日本共産党の石川多枝府議団長は、「大阪市解体は大阪府そのものの変質につながる。大阪市を守りたいという一点で頑張る小川さんを、何としても押し上げたい。『大阪は一つ』で、『都』構想反対、カジノはいらないの声をしっかり上げていきたい」と語りました。
清水忠史衆院議員は、今回の再選挙は、維新所属の大阪市議が公選法違反で逮捕され、有罪が確定し、当選無効・失職となったために行われると指摘。大阪市議2期8年、実績のある小川候補の必勝をと訴えました。
(大阪民主新報、2020年3月1日号より)