ズバリわかる大阪都
vol.2(2014.10.10)
Q1
そもそも「大阪都」って?
Answer
見抜かれはじめたウソとごまかし
「大阪都」をいいだしたのは、橋下知事当時、2010年1月のことでした。
大阪市をなくしてしまい、その権限、財源を「一人のリーダー」に集めるという構想でした。ところが、2011年の知事・市長ダブル選挙では、「維新の会」は「大阪市はバラバラにしません」「24区は色とりどりに」などというビラを配布。それで勝利すると、「大阪都」は「民意」を得たといって、ゴリ押ししてきました。
「大阪都」になれば、①大阪が「国際都市間競争に勝てる」、②「二重行政」がなくなり、年間4000億円浮く(松井知事)、③「特別区」になれば住民サービスがよくなる―こんな宣伝文句を並べます。
しかし、どれも根拠はありません。多くの府民、市民がそのでたらめさを見抜きつつあります。「大阪都」を争点にした堺市長選挙では「大阪都反対」をかかげる竹山市長が大差で勝利。その後「維新の会」からも「造反」が続き、府議会でも過半数を割りました。
橋下市長は、「大阪都」づくりは2011年ダブル選挙で「民意を得た」といいますが、ウソです。「維新の会」の法定ビラには「だまされないで下さい。大阪市はなくしません」「敬老パスも維持します」とウソ八百。誰もが目に焼き付けています。