政策・提言・声明

2014年11月21日

地下鉄・市バス「民営化」案の否決に際して

 今日21日午後の大阪市会本会議で、橋下市長提案の地下鉄・市バス「民営化」案が否決されました。日本共産党大阪府委員会の柳利昭副委員長は次のコメントをだしました。

地下鉄・市バス「民営化」案の否決に際して

2014年11月21日 日本共産党大阪府委員会副委員長 柳利昭

一、本日大阪市会本会議は、橋下市長が提案した地下鉄・市バス「民営化」条例案を「維新の会」以外のすべての会派の反対によって否決しました。橋下市長は、これを真しに受けとめ、市民財産を売り飛ばし、公的責任を投げ捨てる「民営化」路線をきっぱり転換すべきです。

一、橋下市長の肝いり政策のとん挫は、さきの「大阪都」構想「協定書」の否決に続くものです。市職員にたいする「思想調査」への断罪や「民間公募」幹部の相次ぐ失態を含め、「維新政治」の破たんは明瞭です。
 橋下市長は総選挙への出馬の構えを見せていますが、これは市民の批判に追いつめられて市政投げ出しを策すものです。到底市民の理解は得られないでしょう。

一、12月2日に公示される総選挙は、安倍政権の暴走に国民的審判をつきつける絶好のチャンスであるとともに、「維新の会」が国政、大阪府政・市政ですすめてきた暴走にたいしても「退場」の審判をつきつける機会です。
 日本共産党は、総選挙での勝利・躍進をつうじて、安倍政権、「維新の会」にたいするもっともきびしい痛打を与えるために総力をあげます。

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