政策・提言・声明

2014年12月15日

総選挙の結果について

総選挙の結果について

2014年12月15日  日本共産党大阪府常任委員会

 12月14日に投・開票された総選挙で、日本共産党は比例代表で20議席を獲得、小選挙区でも18年ぶりに沖縄1区で当選を果たして、改選8議席から21議席に大きく躍進しました。近畿ブロックでは、穀田恵二さん、宮本岳志さんの再選と、清水忠史さん、堀内照文さんの初当選を勝ちとり、「3議席回復、4議席以上」の目標を達成しました。小選挙区でも、大阪の全選挙区に擁立した19人の候補者が、勝利と躍進をめざしてどこでも大健闘しました。
 大阪では比例代表で449,059票(得票率12.71%)、小選挙区で603,756票(得票率17.59%)を獲得、前回に比べ比例得票が1.43倍、選挙区得票が1.31倍となりました。
日本共産党と比例代表候補、小選挙区候補に支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、日本共産党の歴史的躍進のために日夜を分かたずご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 今回の総選挙では、「安倍政権の暴走ストップ、日本の政治の『5つの転換』」――①消費税10%はきっぱり中止、「消費税に頼らない別の道」へ、②「アベノミクス」ストップ、暮らし第一で経済をたてなおす、③「海外で戦争する国」づくり許さず、憲法9条生かす平和外交を、④再稼働ストップ、「原発ゼロ」の日本へ、⑤米軍新基地建設ストップ、平和で豊かな沖縄へ――に加えて、企業団体献金と政党助成金廃止を訴えました。さらに大阪では、「日本共産党の躍進で維新退場」を押し出しました。
 「暴走ストップは共産党」「日本共産党が勝てば政治は変わります」の訴えに、どこでも熱い共感が寄せられました。メディアの調査で無党派層の支持が前回の2倍以上となるなど、安倍暴走政治と維新政治に正面から対決し、対案を掲げ、共同を広げてきた日本共産党への信頼と期待が示されています。
 参議院に続いて衆議院でも議案提案権を得たことを力に、公約の実現に全力をつくすとともに、暴走政治とたたかう一点共同をさらに発展させるために力をつくします。

 昨年の参院選からの日本共産党の「第3の躍進」を、本格的な流れに発展させる構えで、政党間の力関係を変えるたたかいに挑みました。今回の比例得票の前回総選挙比は、日本共産党が13万4千票余り伸ばして143%に対して、自民党103%、公明党101%、維新の党78%、民主党78%です。総選挙と参院選から得票・率を伸ばしたのはわが党だけであり、この間の全党のたたかいの到達に確信をもって、さらに前進をめざします。
 安倍暴走政治ストップ、維新政治に退場の審判をくだすたたかいの焦点は、3カ月後に迫ったいっせい地方選挙です。総選挙で切り開いた歴史的躍進を土台に、候補者を先頭にただちに打って出て、12月から党勢拡大の前進を切り開き、得票目標実現を正面にすえて必ず躍進を勝ちとる決意です。

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