政策・提言・声明

2015年03月11日

中原徹府教育長の辞職表明について

 日本共産党大阪府委員会は、以下の談話を発表しました。

談話

中原徹府教育長の辞職表明について

 

2015年3月11日  日本共産党大阪府委員会書記長 駒井正男

一、中原徹大阪府教育長は3月11日、同教育長のパワハラ問題についての厳しい府民世論をうけ、教育関係者と日本共産党、各会派による辞職・罷免要求をまえに、辞職を表明しました。

 中原教育長の辞職表明は、府教育委員会が2月20日に公表した、第3者チームの調査報告書で明らかにされた、同教育長による立川さおり教育委員や府教委事務局職員(4人)への数々のパワハラの重大な事実からみて当然のことです。

 同時に、中原氏を教育委員に任命した松井一郎知事の責任は、引き続き問われなければなりません。

一、今後の教育委員(教育長)の選考にあたっては、憲法と教育の条理、教育関係法に基づいて行われるべきです。また、府教育長のパワハラ問題を受けて、府教育委員会と学校職場からパワハラを根絶する取り組みが求められます。

 今回の中原教育長のパワハラ問題は、中学校「統一テスト」や小学校英語教育導入など、橋下・「維新」による競争主義的な「教育改革」と一体に引き起こされました。

 日本共産党は、政治権力の教育への介入を許さず、子どもの成長・発達を何よりも大切にする教育改革をめざして、少人数学級の推進など府民と保護者の切実な教育要求実現にむけて力を尽くします。

 

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