政策・提言・声明

2022年05月21日

日本共産党大阪府委員会の「主張」
他党支持者、無党派層に
働きかけ、「70万対話」を

 参院選は、自民、維新が「9条改憲」「核共有」を声高に叫ぶなか、比例代表選挙でも、大阪選挙区選挙でも、「自公維翼賛勢力」か、平和と自由、「やさしく強い経済」をかかげる日本共産党か、その対決軸がうかびつつあります。
 勝利へ大切なことは、これまで他党を支持してきた方にも、「政党支持はない」という方にも、「政治を変えたい」という願いは「日本共産党とたつみコータローさんへ」――この働きかけを大きく広げることです。

「維新」を支持してきた方にも   

 たとえば総選挙で維新に票を投じた府民のみなさんからは、「自公政権をとにかく変えたいから」「維新は大阪を変えてきたから」「身を切る改革を主張しているから」などの声が聞かれます。
 しかし、総選挙後、維新はどんな態度を示しているでしょう。ウクライナ問題に乗じて、「9条改憲」や「核共有」提言を主張しています。大阪では自民党の参院候補の主張とまったく同じです。このどこに「自公政権を変えたい」という声にこたえる姿があるでしょうか。
 「大阪を変える」という点では、維新は「二重行政のムダ」を叫び、さも税金の無駄遣いをただすかのようなポーズをとってきました。しかし、「カジノ大阪誘致」にかかわって、「土地改良」のため790億円もの公金を投入する姿からは、「二重行政のムダ」ではなく、「維新政治のムダ」が問われています。
 これと一体に、「自公政権を本当に変えるには、9条を守り、自由と平和をまっすぐ貫く日本共産党が伸びてこそ」「大阪でゼネコン浪費の無駄遣いを一貫してきびしく批判し、〝大企業だけがもうかる大阪〟でなく、〝庶民がうるおう大阪〟のためにがんばっているのが日本共産党です」「企業献金も、政党助成金も受け取らない共産党だから、〝政治とカネ〟〝政治の私物化〟を正せます」と大いに訴えていきましょう。

対話で働きかけてこそ変化が   

 「維新を支持する」という方も、多くは維新の宣伝やメディアによる無批判な垂れ流しの影響を受けてのものでしょう。真実を知らせ、本当に政治を変える党を選択してもらうためには、ポスターやビラ、音の宣伝を大きく進めるとともに、何といっても対話による働きかけが決定的です。
 「はてな」リーフや「たつみコータローパンフレット」、「JCP大阪」を手に、「ウクライナ問題やいまのくらし、どうお思いですか」と気軽に働きかけ、だされた声にかみあわせながら、日本共産党の政策、党の姿を伝えましょう。街頭ミーティングや日本共産党の姿が丸ごとわかる支部主催の「集い」をどんどんと開きましょう。支持していただける皆さんには、「担い手」としていっしょに支持を広げるためのお願いをすすめましょう。
 こうして5月末までに「70万対話」をすすめ、勝利への道を切り開きましょう。

(5月22日付大阪民主新報に掲載)

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