政策・提言・声明

2018年11月24日

2025年の万博大阪開催決定について

 大阪万博開催決定について日本共産党大阪府委員会の柳利昭府委員長は次のコメントを発表しました。

2025年の万博大阪開催決定について

11月24日 日本共産党大阪府委員会委員長 柳利昭

 11月23日のBIE(国際万博協会)総会での決戦投票で、万博開催地が大阪に決定しました。

 安倍政権と維新の大阪府・市政がすすめてきた「大阪万博誘致」について、日本共産党大阪府委員会は、2016年11月24日に見解「『夢洲・カジノ万博』の誘致に反対する」をだしました。万博の理念を否定するものではありませんが、今回の大阪誘致は大きな問題点をはらむからです。

 府民の間でも、万博大阪開催を歓迎する声とともに、「なぜ万博がIR(カジノ)とセットになっておしすすめられているのか」「人工の埋立地・夢洲に5-11月、2800万人もの集客をおこなって大丈夫なのか」「巨額の府・市民負担が待ち受けるのではないか」など、少なからず懸念の声がでています。

 安倍政権と「維新政治」がすすめる、「カジノ万博頼み」で「大阪経済の成長の起爆剤」にという道は、かつての「大阪湾ベイエリア開発」の二の舞いになるものです。

 日本共産党は、万博を口実にした巨大開発のムダづかいやカジノ誘致には断固反対していきます。また広範な府民のみなさんとともに、「大阪万博」の進め方について議論・検討と提言をすすめていくとともに、ゆきづまる大阪経済の打開と府民のくらし向上へ、「カジノより中小企業」「カジノより防災・福祉」などをかかげ、政策の根本転換をかかげて奮闘します。

月別アーカイブ