政策・提言・声明

2019年04月08日

統一地方選挙前半戦の結果について

2019年4月8日   日本共産党大阪府常任委員会

 4月7日に投開票された統一地方選挙前半戦で、日本共産党は大阪府会2議席、大阪市会4議席、堺市会4議席を獲得しました。51人の候補者を先頭に全力でたたかいぬいて、府議選で東大阪市、堺市議選で堺区の議席を回復しましたが、定数減のもと大阪市会で5議席減となり、堺市会でも2議席減の残念な結果となりました。

 日本共産党の候補者をご支持いただいた有権者のみなさん、日本共産党の前進のために昼夜を分かたずご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

 今回の選挙で日本共産党は、安倍暴走政治に大阪からノーの審判をくだすとともに、維新が党利党略で仕掛けた大阪府知事・市長ダブル選挙で小西禎一氏と柳本顕氏を自主的に支援し、議員選挙の勝利と一体に、大阪の維新政治の転換をめざしてたたかいました。

 「小西さん、柳本さんの勝利で維新政治にサヨナラを」、「維新政治と真正面から対決する共産党の議席を伸ばして、『都』構想・カジノより暮らしの安心と希望――国保料引き下げ、教育、防災、中小企業支援を」、「消費税10%増税ストップ、9条改憲許さず平和外交を」と訴えて、日本共産党の値打ちを広げました。ダブル選挙の共同、市民と野党の共闘のために誠実に奮闘する日本共産党への新たな共感が広がる手ごたえもありました。

 選挙戦のなかで訴えた公約の実現に全力をつくし、「都」構想とカジノノーをはじめ、維新政治ストップの共同をさらに広げてたたかいぬきます。

 

 日本共産党の議席後退は残念ですが、府議選で改選議席を守り、市議選でも大阪の野党のたたかいの軸となる足場を維持したことは大きな意味を持ちます。

 4月9日告示の衆院大阪12区補欠選挙で、無所属・市民と野党の共同候補となった宮本たけし氏の勝利をかちとるとともに、21日投票の統一地方選挙後半戦の17市・4町議選で全員当選を果たし、市長選勝利へ、大阪府党組織の総力で挑みます。さらに、7月の参議院選挙で大阪選挙区のたつみコータロー議員の再選と、比例代表の7議席以上を必ず実現します。

 府民のみなさんの切実な願いと、日本共産党への期待に応えるために、今回の選挙結果の自己検討をすすめ、党の自力の強化に力をつくす決意です。