統一地方選挙後半戦 の結果について
2019年4月22日 日本共産党大阪府常任委員会
4月21日に投開票された統一地方選挙後半戦では、泉佐野市、高石市、八尾市、吹田市の市長選挙で日本共産党が推薦・支持した候補が健闘し、自主的支援した高槻市の濱田剛史氏と寝屋川市の広瀬慶輔氏が当選しました。
17市・4町の議員選挙では73名の候補者が奮闘し、貝塚市で空白を克服して8市・4町で全員当選を果たしましたが、全体では58名(前回70名、定数10削減)の当選にとどまりました。定数削減と維新の大量立候補など、かつてない大激戦となったもとで、日本共産党の前進のためにご奮闘、ご支援いただいたみなさんに、心からお礼を申し上げます。
日本共産党は、安倍政治への審判と地方政治の転換を掲げてたたかい、「消費税10%増税の中止」「9条改憲を許さず平和を守る」「国保料の値上げストップ、大幅値下げを」「子育て支援と福祉の充実を」など、政治を変える希望と展望を語りました。また、住民と力を合わせて政治を動かす地方議員のかけがえのない役割と実績を押し出して、共感を広げました。地方議員と候補者を先頭に、選挙戦のなかで掲げた公約の実現に全力をあげます。
今回の選挙は、同日の投開票の衆院大阪12区補欠選挙と一体のたたかいになりました。この補選では、無所属で出馬した宮本岳志さんを日本共産党と自由党、社民党大阪府連が推薦し、6野党・会派から49人の現職・元職の国会議員が応援に駆けつけました。各界の文化人・知識人が支援し、市民連合や1000人を超えるボランティアがともにたたかう、文字通りの市民と野党の共闘による選挙になりました。結果は残念でしたが、このたたかいは今後の野党共闘発展の大きな財産となるものです。これを支えた大阪の党組織の役割に確信を持って、参院選で大阪選挙区のたつみコータロー議員の再選と、比例代表の7議席以上を必ず実現します。
統一地方選挙の結果について自己検討をすすめ、全国の経験と教訓にも学んで政治論戦と選挙活動をさらに発展させます。党員と読者、後援会員の拡大と世代的継承に力をつくして、新たな前進に挑んでいきます。